仕事の探し方ってそんなにたくさんあるの?
たくさんあるし、状況によってベストなものも違うよ
仕事の探し方はたくさんあります。
何回も転職している人は自分なりの仕事探しのパターンがある人もしれません。
自分に合った仕事を見つけるのは、転職を成功させる重要な要素です。
ただ、そこまで仕事の探し方について考えたことはないのではないでしょうか?
そして、あなたの置かれた状況によって、ベストな仕事探しの方法は変わります。
ここでは、仕事の探しの方法を特徴や注意点を交えながらご紹介します。
目次
仕事の探し方の重要性
転職は、自分に合った仕事を見つけ、選考を通過して採用されることです。
つまり、2つの要素があります。
- 自分に合った仕事を見つける
- 選考を通過する
ポイントは1つ目を失敗すると、2つ目が無駄になることです。
あなたに合っていない仕事で内定をもらっても仕方がありませんよね。
自分に合った仕事を見つける
仕事探しは、単純に求人をたくさん探せばいいというものではありません。
自分なりの基準がないと、どれが自分に合った仕事かはわかりません。
基本的には、仕事を探す前に自分で考えるべきところですが、この部分もサポートしてくれる方法はあります。
仕事を探すというと、求人探しが頭に浮かぶかもしれません。
転職の軸や考え方のサポートを受けられる手段と求人探しだけの手段があることを知っておきましょう。
- 転職の相談が受けられる
- 求人を探せる
1.転職サイト
仕事探しで真っ先に転職サイトを思い浮かべる人も多いかもしれません。
新卒のときに、リクナビやマイナビを利用した人も多いでしょう。
特徴
- 求人数が多い
- 自分のペースで探すことができる
- 登録しておくだけで、紹介されるものもある
たくさんの求人から自分で探せるのは大きなメリットです。
経歴を登録しておくと、スカウトの連絡が来るサイトも多く、受動的にも使えます。
こんな人におすすめ
- 万人向け
とりあえず、登録しておくという意味では、すべての人が使えます。
注意
- 総合型だけでなく、ジャンル特化も使いたい
- 求人数が非常に多いので、基準が明確じゃないと選びにくい
- あまり質の良くない求人も混ざりやすい
求人は多いですが、多すぎて埋もれやすいのがネックになります。
また、求人が多い分、質の良いもの、悪いものがあるので利用の際には、気をつけましょう。
具体的なサービス
一般的な転職サイト
年収600万円以上の人
市場価値がわかるサイト
登録するだけで市場価値がわかる:MIIDAS
2.転職エージェント
転職エージェントも相当メジャーな方法です。
一定以上の年収の人はよく使っています。
特徴
- 求人の質が高い
- 転職に関しての相談もできる
- 書類や面接の選考対策もあり
求人を紹介するだけではないというのが一番の価値です。
転職に関しての相談や選考対策など、ほかのサービスでは受けられないメリットがあります。
こんな人におすすめ
- 社会人経験のある人
- 代わりに良い求人を探して欲しい人
- 転職に関して疑問や不安がある人
- 転職に関してアドバイスを受けたいという人
求人提案を受けたい人はもちろん、転職に関するあらゆるアドバイスが受けられるので、少しでも不安のある人にはおすすめします。
注意
- 登録しても紹介してもらえない可能性がある
- 内定しやすいが、あまりよくない求人を紹介される可能性がある
転職エージェントは成果報酬型のビジネスなので、転職が難しいと判断されるとサポートされないこともあります。
また、悪質なエージェントに当たると、とにかく転職させようとする可能性もあります。
具体的なサービス
総合型のエージェント
求人数もサポートの質も高い:doda
求人多数の業界大手:リクルートエージェント
サポートの評判がいい:パソナキャリア
ハイエンド
年収600万円以上に強い:JACリクルートメント
転職エージェントも多数:ビズリーチ
女性
女性向けの徹底サポート:type女性の転職agent
年収400万円以上の女性限定:リブズキャリア
3.ハローワーク
ハローワークを利用したことがなくても、知らない人はいないかと思います。
特徴
- 圧倒的な求人数
- 求人掲載に費用がかからない
- 求人の差にはばらつきがある
- 誰でも必ずサポートを受けられる
国のサービスなので、誰でもサポートが受けられるのが特徴です。
求人はよくも悪くも雑多です。
こんな人におすすめ
- 地方の人
- 特殊な仕事の人
- 経歴に自信がない人
圧倒的な求人数なので、地方の人や特殊な仕事の人にはいいでしょう。
差別なくサポートしてもらえるので、経歴に自信がない人も安心です。
注意
- 求人の質が低い
- 相談員の当たり外れがある
誰でも使える分、サービスの質もそこそことなっています。
求人の見極めが必要なのと、
具体的なサービス
一般的なハローワーク:https://www.hellowork.go.jp/
ママ向け:https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-mother/
4.人脈・紹介(リファーラル)
日本だとコネというネガティブな言葉もありますが、紹介による転職も増えています。
特徴
- 表に出ない情報も見つかる
- あなたのことを知っている人に紹介してもらえる
- ミスマッチが減りやすい
リーチできる求人の数は少ないですが、表に出ないものが見つかります。
あなたのことを知っている人であれば、ミスマッチも減らしやすいです。
こんな人におすすめ
- 探している仕事が特殊な人
- 高収入求人を探したい人
- ほかの人と比較されたくない人
- 働き方に縛りがある人
- 面接が苦手な人
紹介による転職は、年齢が上がったり、特殊な経歴だったりして一般的には評価されにくい人におすすめです。
また、ハイクラス案件の多くは、表に出回らないので、こうした人にも有効です。
実績を知っている人の場合には、融通が効きやすいということもあります。
注意
- アプローチできる求人に限りがある
- 内定をもらうと断りにくい
メリットもありますが、これだけに頼るのはなかなか難しいです。
ほかの方法と組み合わせるのがいいでしょう。
5.直接応募
採用ページからの応募や問い合わせページ、SNSなどもありますね。
特徴
- フラットに見られる
- わかりやすい
企業ページへの直接応募はシンプルです。
なんの色眼鏡もないですし、応募者側にとってもわかりやすいです。
こんな人におすすめ
- 明確に行きたい会社が決まっている
- 工夫したい人
明確に行きたい会社がある人にとってはわかりやすくいいです。
ほかにも募集していない会社に応募したり、熱意を思いっきり伝えたいという場合にもおすすめできます。
具体的なサービス
- 企業の採用ページ
- 企業の問い合わせフォーム
- 企業の運用SNS
6.口コミサイト
口コミサイトというと、企業の評判を調べるのがメインでしたが、最近は仕事探しにも使えます。
特徴
- 企業の評判がすぐにわかる
- 知り合いがいなくても、働いていた人の評判がわかる
- 求人数は転職サイトには劣る
採用情報は、企業から出される情報が大半なので、実際に働いた人から得られる情報は有意義です。
こんな人におすすめ
- 入社後のギャップを避けたい人
- 過去に転職で失敗している人
ほとんどの人におすすめできますが、とくに就職や転職での失敗経験がある人はぜひ活用しましょう。
具体的なサービス
シンプルで見やすい:Vorkers
給料情報もわかりやすい:転職会議
エン・ジャパン運営:カイシャの評判
7.転職イベント・転職フェア
ここからは少しおすすめ度は下がります。
転職フェア、転職イベントなどで探す方法もあります。
以前は新卒や若手向けのイメージがありましたが、ミドル向けも増えています。
直接、企業の人事などの人と話せるのと、来場ハードルが低いのが魅力です。
経歴に自信がない人や自力でサボりがちな人におすすめです。
具体的なサービス
転職フェアが有名:doda
同じく大手:リクナビNEXT
8.求人情報誌・新聞・業界紙
「いまどき、雑誌は…」と思う人もいるかもしれませんが、意外とまだあります。
とくに、ネット化が進んでいない業界では、求人情報誌や業界紙の求人が多いです。
地域密着型の情報誌もあります。
さらに知っておきたいこと
ここでは、仕事の探し方について見てきました。
たくさんの方法を使えばいいというわけではありませんが、選択肢を知っておくと可能性が広がります。
転職は頻繁にしない人が多いと思うので、使えるサービスはフル活用して頑張りましょう。
ほかにも転職やキャリアに関してのコンテンツがあります。合わせてどうぞ。