
ランキングってみんな適当に作ってるんじゃないの?

実際、怪しいのも多いよね。だから本気で800人分、調査しました
「本当に評判のいい転職エージェントを知りたい」と思ったので、自力で調査しました。
かなり時間はかかりましたが、このサイトやアンケートサイトなどを複数活用し、以下のようなデータを800件以上、集めました。
以下の5項目と自由記述で情報を答えてもらっています。
- エージェントのアドバイス
- 求人数と求人の質
- 提案された求人質
- 書類や面接などの選考対策
- コミュニケーション、その他のサポート
上記の画像でもわかりますが、利用者が圧倒的に多かったのは、リクルートエージェントでした。
マイナーな転職エージェントは、評判が十分に集まらず、信ぴょう性が低いため、メジャーなエージェントが中心です。
おすすめの転職エージェントランキングTOP10
合計25点に対して、以下のような結果になりました。
順位 | エージェント | 総合 | アド バイス |
求人数 と質 |
求人 提案 |
選考 対策 |
コミュ |
1 | マイナビ エージェント |
17.4 | 3.6 | 3.5 | 3.3 | 3.5 | 3.5 |
2 | ビズリーチ |
17.2 | 3.5 | 3.8 | 3.3 | 3.2 | 3.4 |
3 | エージェント |
16.7 | 3.5 | 3.5 | 3.2 | 3.3 | 3.3 |
4 | JAC リクルート メント |
16.7 | 3.5 | 3.6 | 3.3 | 3.0 | 3.4 |
5 | doda |
16.5 | 3.4 | 3.4 | 3.1 | 3.3 | 3.2 |
6 | パソナ キャリア |
15.9 | 3.3 | 2.9 | 3.1 | 3.3 | 3.2 |
7 | ハタラク ティブ |
15.1 | 3.3 | 2.9 | 2.9 | 3.1 | 2.9 |
8 | ワーク ポート |
14.4 | 2.8 | 2.9 | 2.8 | 2.8 | 3.1 |
9 | type転職 エージェント |
14.1 | 3.0 | 2.8 | 2.6 | 2.9 | 2.8 |
10 | 14.1 | 3.1 | 2.6 | 2.8 | 2.8 | 2.8 |
1位:マイナビエージェント(17.4点)
- 若手からの信頼が強い
- 求人は十分で、中小企業、地方もカバー
- 基本からのサポートも安心
マイナビエージェントは若手向けですが、平均的に得点が高く、選考対策では一番、アドバイスや求人提案の質の評価も高いです。
エージェントのサポートに関しても、大手の中でも1人1人を丁寧にサポートしてくれるという声が多いです。
アドバイスも転職の考え方や転職の軸から入り、書類や面接まで親身に相談できるという意見が多数ありました。
2位:ビズリーチ(17.2点)
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 転職サイトにも転職エージェントにも使える
- 年収600万円が最低ライン
ビズリーチは求人数や求人の質、コミュニケーションで高い評価を得ています。
ビズリーチも有益なサービスですが、年収600万円以上が必須です。
600万円以下の人はマイナビエージェントや
リクルートエージェントを利用しましょう。
他のサイトではないような質の高い求人が見つかるという評判です。
経歴を登録しておくと、転職エージェントからの連絡が来て、その求人もいいという意見も多いです。
3位:リクルートエージェント(16.7点)
- 国内最大級、10万件超えの求人数
- 転職実績も国内最大水準
- 担当アドバイザーが優秀
リクルートエージェントはアドバイスや求人の量・質に対するポジティブな評価が多いです。
利用者数は他社を圧倒していて、非常に多くの口コミが寄せられました。
求人数に対するコメントが中心ですが、担当者によっては書類対策や面接対策も丁寧に対応してもらえるようです。
年収などの縛りもないので、とりあえず相談して間違いないエージェントでしょう。
4位:JACリクルートメント(16.7点)
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 求人の質も年収も高い
- アドバイザーは優秀
JACリクルートメントは提案される求人やコミュニケーションで最高得点です。
総合系の中では、求人の質は抜きん出ていてハイクラス求人や海外求人に強いです。
実際に提案された求人の良さやコミュニケーションに対して高評価が集まっています。
1点だけ注意が必要なのは、ハイクラスに強いサービスなので、年収が最低500万円はないと厳しいです。
それ以外の人は、20代はマイナビエージェントやそれ以降は
リクルートエージェントがおすすめです。
5位:doda(16.5点)
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、アドバイス、求人、サポートで平均的に評価を得ています。
リクルートエージェントと並んで、利用者が非常に多いです。
求人数が充実している点の評価が高いですが、人によっては求人提案が希望と違っていたり、コミュニケーションがうまくいかないという意見もあります。
一定規模のエージェントの場合には、担当による違いがどうしてもありますが、それでも平均的に高評価でおすすめできるエージェントです。
6位:パソナキャリア(15.9点)
- サポートが評判になるレベル
- はじめての転職、女性の転職にも強い
- ほかでは不利になる人でも大丈夫
パソナキャリアはアドバイスやサポートがいいですが、求人数がもう一歩という評判です。
はじめての転職や女性の転職に力を入れているので、アドバイスや選考対策はいいのですが、求人数が限られてしまうという指摘が多数あります。
リクルートエージェントなど求人数が強いエージェントと併用するほうが良さそうです。
7位:ハタラクティブ(15.1点)
- フリーターでもニートでも対応
- 未経験OKの求人が8割
- 書類通過率9割、内定率8割
ハタラクティブは20代向けでフリーターやニートなどにも対応しています。
社会人経験が少ない、ほとんどない場合にも採用されるようにカウンセリングや選考対策が充実しています。
カウンセリングの評判はいいですが、求人が限定される点の不満が大きいようです。
実務経験がある人はマイナビエージェントも並行して活用しましょう。
8位:ワークポート(15.1点)
- WEB・ITに強いが、総合求人にも対応
- 求人紹介はたくさんある
- 選考サポートは基本的にドライ
ワークポートはITに強く、未経験の人にもチャンスがあるのが特徴的です。
カウンセリングやサポートにそこまで強いわけではありませんが、求人は一定数あるので、求人紹介を中心に利用するといいです。
サポートを受けたいという人は、若手ならマイナビエージェント、それ以外の人は
リクルートエージェントも活用しましょう。
9位:type転職エージェント(14.1点)
- 一都三県中心のサポート
- 老舗で大手求人も多い
- 一人ひとりへのサポートが丁寧
type転職エージェントは老舗のエージェントで女性のサポートにも強いです。
口コミではこれといった強みがないのと、求人が関東に限定されてしまうというものが多いです。
決して悪いエージェントではありませんが、求人数やサポートで他社と比較されるとなかなか厳しいようです。
10位:ランスタッド(14.1点)
- 世界第二位の人材企業
- 人材派遣も人材紹介も行っている
- 35歳以下の若手、年収500万円未満の転職が多い
ランスタッドは外資系のエージェントで人材派遣もしています。
利用者はそれなりに多いのですが、外資的なサポートという意見が多いです。
キャリアのカウンセリングはあまりなく、希望に合った求人を年収を中心に紹介してもらえるようです。
年収500万円以上の人はJACリクルートメント、それ以下であればSpring転職エージェントなども並行して活用しましょう。
転職エージェント活用の4ポイント
1.宿題を済ませておく
エージェントはあなたの転職活動をサポートしてくれます。
ただ、転職するかどうか、なぜするのか、なにを相談するのかといったことを考えるのはあなたです。
収入を上げたり、違う仕事にチャレンジをしたりは、社内での異動、空いた時間での副業などの方法もあります。
このようなあなたが考えるべきことを準備したうえで、相談しましょう。
「市場価値を知りたい」でも、「アドバイスをもらいたい」でもいいですが、目標を明確にしましょう。
2.転職エージェントは会社も個人も大事
転職エージェントは会社自体もアドバイザー個人も重要です。
会社が保有している求人数・求人の質やサポートの方針によってサービスの質は大きく変わります。
その中で、担当のキャリアアドバイザーがどのような求人を提案したり、書類や面接の対策をしたりするかで決まります。
- 会社が保有する求人数が多く、求人の質も高い
- 会社のサポート方針が求職者の利益を踏まえたものになっている
- アドバイザーの求人提案やアドバイスが的確
- アドバイザーの選考対策が有効
3.アドバイザーを徹底活用する
会社の求人数やサポート方針は外からでもある程度わかります。
ただ、アドバイザー個人に関してはなかなかわかりません。
口コミでも「○○社がいい」という情報はありますが、「△△社のAさんがいい」という情報はほとんどありません。
そこで、アドバイザー活用のポイントを3つお伝えします。
1.比較する
すでに10人のアドバイザーと会っている人は不要ですが、それ以外の人はまず何人かと会いましょう。
自分は最初の転職のときに3人と会いましたが、人によってサポートが大きく違いました。
自分の感覚で理解するために、複数の人と会って、比較するのが重要です。
迷ったらマイナビエージェント、リクルートエージェントあたりの人と一通り話してみましょう。
2.判別するポイント
何人かに会うとわかりますが、判別ポイントがいくつかあるので、列挙します。
- 求人の概況、具体的な求人について把握しているか?
- 提案はあなたの希望に合っているか?
- 強引に勧められたり、返信が遅かったりしないか?
- 十分に業界知識があるか?
- あなたの経験を理解できているか?
- 履歴書や職務経歴書にアドバイスをくれるか?
- 面接のアドバイスをくれるか?
- スケジュール調整や給与交渉などの調整をしてくれるか?
これをすべて満たすのは難しいかもしれませんが、どれだけあなたにとってプラスかをシビアに見ましょう。
3.必要なら変更する
中小は難しいですが、大手エージェントの場合には、求人がよくても担当がイマイチということがあります。
必要であれば、「ほかの人にも話を聞いてみたい、相談したい」などと伝えて、担当を変更してもらいましょう。
これがほかの会社やほかの担当とも同じ状況になる場合には、あなたにも問題があるかもしれません。
4.エージェントもビジネスと理解する
転職エージェントは、転職が成功してはじめて収益が発生する成果報酬のビジネスです。
成果報酬は1人につき年収の20~30%程度ですが、転職しなければ1円も入りません。
求職者の優先順位づけ
つまり、転職が成功しやすそうな人から優先的にサポートするのが基本です。
大まかにいうと、以下の2つで決まります。
- 態度(転職意欲、ビジネスマナー、コミュニケーションなど)
- 属性(年齢・転職回数・職歴・学歴など)
優先順位を上げる
今さら経歴は変えられないので、態度をよくして、優先順位を上げるのがポイントです。
- 時間どおりに面談に行く
- 自分なりの希望や質問をまとめておく
- 面談のときの印象をよくする
- 女性は社外の人と会うときの格好
- まめにコミュニケーションを取る
- レスを早くする
- ビジネスマナーを守る
自分でもチェックする
彼らは転職のサポートが仕事ですが、あなたは入社後の仕事も、その後の人生もあります。
入社にあたっては、慎重に自分でも会社をチェックしましょう。
できるだけ多くの社員と会って話す、可能ならフロアを見たり、体験入社をさせてもらったりしましょう。
Vorkersや転職会議などの口コミサイトで第三者の評価もチェックするのが大事です。
さらに知っておきたいこと
ここでは、中立的な情報をもとに転職エージェントをご紹介しました。
個人的に3回ほど転職しているので、完全に独断と偏見で選んだものもあるので、こちらもぜひご覧ください。
個別の転職エージェントも詳しく紹介している記事があります。こちらもぜひどうぞ。
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