20代の転職は初めてのケースも多く不安なこともあるかと思います。
もし就活のときと同じように進めようとしていると、不利になってしまう可能性があります。
転職エージェントや転職サイトをいかに活用するかで成功できるかどうかが大きく変わります。
この記事では、転職を成功させるポイントからおすすめサイト・エージェントまでご紹介します。
「とにかく具体的なサービスを早く知りたい」という方は目次からどうぞ。
目次
転職サイト・サービスの活用方法
転職のステップは大きく、3つにわかれます。
- 自分に合った求人を探す
- 選考を受ける
- 内定をもらう・交渉をする
ここで、求人探しや選考対策、給与交渉などをサポートしてくれるサービス活用が重要になります。
求人探し
自分でリクナビNEXTなどの転職サイトを使ってもいいですが、
- 自分の市場価値がわかり、スカウトも送られるMIIDAS(ミイダス)
のように自分の代わりに求人を探してくれるツールがあるので合わせて使いましょう。
また、パソナキャリアやdodaなどの転職エージェントも自分では気づかないような求人の提案が期待できます。
選考対策
選考対策に有効なツールは限られています。
履歴書や職務経歴書作成をサポートするようなツールはありますが、作成した書類や面接の対策をできるものはあまりありません。
ただ、作成した書類のチェックや面接の対策などは、転職エージェントの方が確実です。
パソナキャリアやdoda、WORKPORTなどの転職エージェントでしっかり見てもらいましょう。
給与交渉
あらゆる転職のプロセスの中でもかなり難しい部分です。
自分の希望をしっかり伝えながらも、印象を悪くしないというのは高等テクニックです。
こちらも転職エージェント経由で伝えるほうが、かなり楽でしょう。
万人向けの総合型転職エージェント5選
1.とにかく強いリクルートエージェント
- 国内最大級、10万件超えの求人数
- 転職実績も国内最大水準
- 担当アドバイザーが優秀
リクルートエージェントは間違いのないエージェントの1つです。
求人数は国内最高水準で、実際に転職している人数も最高レベルです。
ここで、自分に合った求人が見つからなければ、特化型の転職サービスでしか見つからないでしょう。
エージェントの人も優秀で、話が早いです。
注意点としては、1人あたりの担当数が多いこともあり、あなたの優先順位が下がったり、レスが遅かったりすることもあります。
十分に業務経験を積んでいる人は、登録して間違いないエージェントです。
2.サポートのパソナキャリア
- サポートが評判になるレベル
- はじめての転職、女性の転職にも強い
- ほかでは不利になる人でも大丈夫
パソナキャリアは大手の中でもサポートが抜群にいいです。
大手はどこも十分に求人が多いため、サポートが非常に重要です。
どうしても大手では、優秀な人から優先的に対応するイメージされてしまいがちです。
一方でパソナキャリアは創業時からはじめての転職や女性の転職支援に力を入れています。
それはあらゆる人に手厚いサポートを提供しているということです。
求人数が多い中で、サポート体制が優れているという万人に勧められるエージェントです。
3.バランスのdoda
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、求人・サポートともに非常に高いレベルです。
求人数は10万件以上と国内でも最大級の量を誇ります。
自分にマッチする求人の紹介はもちろん、重要な選考書類の書き方のサポートなども充実しています。
また、dodaはスカウトの数が多かったり、自分で求人を調べる転職サイト的にも使えたりします。
積極的に転職したい人にマッチしています。
悪い評判も少なく、こちらも万人向けにおすすめできる転職エージェントです。
4.ワークポート
- WEB・ITに強いが、総合求人にも対応
- 求人紹介はたくさんある
- 選考サポートは基本的にドライ
ワークポートはもともとIT専門でしたが、今は総合的に案件を紹介しています。
東京以外の各地方拠点にも力を入れており、大阪もその1つです。
未経験にも強かったり、多少不利な場合でもなんとかしてくれるイメージです。
サポートは選考対策というよりも、求人紹介をしっかりしてもらえるようです。
IT系に興味がある人や自分の経歴・学歴に自信がない人は必ず登録したい転職エージェントです。
5.20代向けのマイナビジョブ20’s
名前の通りマイナビ運営のサービスです。
マイナビでは、もともと中小企業や地方にも強く、求人数も多いです。
大手エージェントは職歴のない人へのサポートは手薄ですが、マイナビはここの層に力を入れています。
既卒も含め、新卒から20代の若手へのサポートに強く、評判も抜群にいいです。
既卒の人であれば、必ず登録しておきたいエージェントです。
第二新卒におすすめ転職エージェント3選
1.第二新卒エージェントneo
- 既卒・フリーターでも登録可能
- 20代前半から後半まで対応
- 求人探しから内定まで徹底サポート
第二新卒エージェントneoはネオキャリアの提供するサービスです。
若手向けの転職に定評があり、既卒、フリーターといった不利になりがちな人でも転職することができます。
あなたの過去の経験や将来を踏まえたうえで、あなたに向いた求人を紹介してくれます。
経験には自信がない20代の人はぜひ活用したいエージェントです。
2.DYM就職
- 既卒・フリーターでも登録可能
- 20代を中心に対応
- 求人探しから内定まで徹底サポート
DYM就職は若手に強いエージェントです。
もともと、新卒領域でのノウハウがあるため、第二新卒でも手厚いサポートが期待できます。
短期での離職や既卒などにも対応しているため、自分の経歴に自信がない方でも心配ありません。
若い方におすすめしたいエージェントです。
3.徹底サポートがウリのウズキャリ既卒
エージェントは成果報酬を企業から得るため、手厚いサポートがなかなか難しい部分があります。
そんな中でウズキャリはサポートに時間をかける点で、ほかとは大きく異なります。
たとえば、ウズカレという就職対策講座があり、みっちり求人探しや面接対策を行うプログラムを運営しています。
今回は、既卒向けへのサービス提供もしており、就活対策に自信がない人には非常におすすめです。
ハイクラスの転職エージェント3選
1.ビズリーチ
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 転職サイトにも転職エージェントにも使える
- 年収600万円が最低ライン
年収600万円以上という人はビズリーチを強くおすすめします。
年収帯によって表示される案件が変わりますが、それでも1,000万円以上の案件が多数あります。
厳密にいうと、ビズリーチ自体は転職サイトですが、転職エージェントとしても使えます。
経歴を登録しておけば、エージェントからの連絡(スカウト)もたくさん来ます。
大手というよりも中小エージェントを含めて、多数の求人が紹介されるので有益です。
自分も常に登録しておいて、たまにスカウトの内容を見るようにしています。
条件がやや厳しいですが、文句なしにおすすめです。
2.JACリクルートメント
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 求人の質も高いが、求職者の質も見られる
- アドバイザーは優秀だが、サポートは人による
JAC Recruitmentは大手ですが、ハイクラス求人や海外求人に強いです。
求人の質もよく、アドバイザーもそれに見合う高い水準です。
来た人はどんな人でもサポートというより、相手次第でサポートも変わります。
年収が高かったり、転職するためのスキルが高かったりする人にはおすすめです。
ハイクラス案件を狙いに行きたい人はぜひ登録しておきたいエージェントです。
3.キャリアカーバー
- ハイクラス案件に強い
- 複数の転職エージェントとして使える
- 年収600万円が最低ライン
キャリアカーバーもビズリーチに近い使い方ができます。
職務経歴を登録しておけば、エージェントから連絡が来ます。
反応はビズリーチの方がいいですが、登録しておいて損はありません。
ビズリーチと併用して、スカウトをチェックする使い方がいいでしょう。
おすすめの転職サイト4選
もちろん、転職サイトにも並行して登録しましょう。
大手サイトもいいですが、すでに受ける業界や業種が決まってるのであれば、特化型のサイトにも登録した方がいいです。
求人企業からすると、大手サイトの方が広告費が高く、出していないケースも多いです。
全体感をエージェントで把握しながら、いい求人を紹介してもらえればそちらを受けつつ、自分でも探すのがおすすめです。
1.求人探しはリクナビNEXT
転職サイトはたくさんありますが、総合型の転職サイトはここだけでいいというレベルの転職サイトです。
求人数が多く、地方やマイナーな職種に関しても対応しています。
また、履歴書や職務経歴書の作成に関してもツールが用意されていたりとエージェントにはないサポートがあります。
スカウトもかなり来るので、こちらも早めに登録して、情報をしっかり入力しておきましょう。
市場価値を測るにはMIIDAS
MIIDASという自分の市場価値がわかるサービスがあります。
上は自分で実際に使ってみたときのキャプチャです。
このように自分の年収水準や自分の条件に合った会社が表示されます。
これに加えて、面接確約の求人や企業からのスカウトの連絡が来るため、登録しておくだけで求人が提案されます。
登録しておいて、気になるものは応募するような使い方がおすすめです。
入社前のチェックはVorkersで
Vorkersでも転職会議でも構いませんが、入社前に会社の評判をチェックするのは必須です。
問題のある職場でないか、本当に入社して問題がない会社かをしっかり見極めましょう。
たった数分のチェックが非常に有効です。
さらに知っておきたいこと
転職は人生に大きく影響を与える重要なイベントの1つです。
この年代では周りの人も転職の知識はあまりないことが多いです。
ちょっとした知識、ちょっとした対策で差がつけやすいです。
ぜひ知識を身につけて、よりよいキャリアを目指しましょう。
ほかにもキャリア・転職に関する記事がありますので、こちらもどうぞ。
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