第二新卒でも転職エージェントって使えるの?
すでに経験がある人はいろいろ紹介してもらえるよ
第二新卒という言葉もだいぶ広まりました。
大手企業でも採用をするところが多く、新卒のときに入社できなかった会社に入社する例もあります。
その第二新卒での転職活動を成功させる鍵となる転職エージェントに関して、解説します。
目次
第二新卒におすすめの転職エージェント11選
数が多くてもすべてのエージェントと面談できないかと思うので、ここでは厳選して5つをピックアップしました。
おすすめの転職エージェントを3つに分けて合計5つご紹介します。
- 万人向け3選
- 自分の学歴・経歴に自信あり3選
- 自分の学歴・経歴に自信なし5選
万人向けにおすすめの転職エージェント3選
doda
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、求人・サポートともに非常に高いレベルです。
自分にマッチする求人の紹介はもちろん、重要な選考書類の書き方のサポートなども充実しています。
スカウトの数が多かったり、自分で求人を調べる転職サイト的にも使えたりするため、積極的に転職したい人にマッチしています。
悪い評判が少なく、こちらも万人向けにおすすめできる転職エージェントです。
パソナキャリア
- サポートが評判になるレベル
- はじめての転職、女性の転職にも強い
- ほかでは不利になる人でも大丈夫
パソナキャリアは大手の中でもサポートに定評があります。
大手はどこも求人が多いため、実はそんなに求人に差はありません。サポートで差がつきます。
パソナキャリアは創業時からはじめての転職や女性の転職支援に力を入れています。
求人数が多い中で、サポート体制が優れているという万人に勧められるエージェントです。
type転職エージェント
- 一都三県中心のサポート
- 老舗で大手求人も多い
- 一人ひとりへのサポートが丁寧
type転職エージェントは老舗のエージェントです。
関東中心のため、求人数や知名度は劣るかもしれませんが、求人もサポートも定評があります。
求人は非常に多いわけではありませんが、大手企業の求人も取り扱っており、未公開求人も多数あります。
アドバイザーは温和な感じな人が多く、しっかりと向き合ってくれる人が多いです。
コミュニケーションを取りながら進めたい、いろいろと聞きたいという方によさそうです。
自分に自信がある人におすすめの転職エージェント3選
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界No.1の求人数やエージェントの質に定評があります。
また、土日の面談にも対応していたり、大手の中で経歴が理由で断られる可能性が低かったりする魅力もあります。
アドバイザーによる差があるのと、多くの求職者が登録するために、経歴に自信がある人としました。
幅広く提案してくれるので、登録しておいて損はしないエージェントです。
JACリクルートメント
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 求人の質も年収も高い
- アドバイザーは優秀
JACリクルートメントは大手ですが、ハイクラス求人や海外求人に強いです。
求人の質もよく、アドバイザーもそれに見合う高い水準です。
年収は最低でも500万円程度は欲しいところです。
ハイクラス案件を狙いたい人はぜひ登録しておきたいエージェントです。
マイナビエージェント
- 若手からの信頼が強い
- 求人は十分で、中小企業、地方もカバー
- 基本からのサポートも安心
マイナビエージェントはマイナビが運営していることもあり、若手に強いエージェントです。
求人に関しては、大手企業だけでなく、中小企業、地方求人も揃えています。
エージェントのサポートに関しても、大手の中でも1人1人を丁寧にサポートしてくれます。
経歴にあまり自信がない方でも安心なエージェントです。
自分に自信がない人におすすめのエージェント5選
ワークポート
ワークポートはもともとIT専門でしたが、今は総合的に案件を紹介しています。
未経験転職にも強く、既卒・第二新卒のサポートにも対応しています。
IT系に興味がある人や自分の経歴・学歴に自信がない人は必ず登録しておきたい転職エージェントです。
ウズキャリ
- 20代はどんな人でもサポート可能
- 平均20時間以上のサポート
- 入社後の定着率が90%以上
ウズキャリもサポートに定評があり、ウズカレという研修プログラムもあります。
20代であれば幅広くサポートしていますし、入社後の定着率も高く、営業職以外の取り扱いもあります。
強引に求人を勧められることもなく、アドバイザーの評判もいいです。
ジェイック
- 20代はどんな人でもサポート可能
- 就職支援の研修が充実
- 求人は営業中心
ジェイックは営業職の求人が中心ですが、研修の評判が抜群にいいです。
人とコミュニケーションを取るのに抵抗がない人であれば間違いのないサービスの1つです。
いい就職.com
いい就職.comは2001年から運営されている老舗のサービスです。
求人やサポーターの質にも定評があり、地方の就活・転職のサポートもしています。
ここは老舗のため、そうしたブラック企業が交じる可能性がほかのサービスよりも少なくなっています。
ハタラクティブ
ハタラクティブは既卒や第二新卒、フリーターの人をサポートするサービスです。
未経験でも正社員になれるというのがウリで、経歴に自信がない人にもおすすめできます。
内定しやすい求人が多いため、自分の学歴や経歴に自信がない人はこちらのサービスを活用しましょう。
なぜ転職エージェントに相談するのか?
成功確率を上げる
新卒のときには、リクナビやマイナビなどの就活サイトを活用する人がほとんどかと思います。
なぜ転職では、転職エージェントを活用したほうがいいのでしょうか?
それは成功確率を上げるためです。
転職エージェントは、転職のプロで毎日のように求職者と会って転職をサポートしています。
せいぜい1~2回しか経験していない人よりもはるかに経験値があります。
3つのポイントで説明します。
- 次の転職は非常に重要
- 求人の選び方が重要
- 選考対策が重要
次の転職は非常に重要
転職は、回数を重ねることにリスクがあります。
転職は少なく、在職は長く
おもに転職回数と在籍期間がよく見られます。
たとえば、以下の二人がいたときに、評価は大きく違います。
- Aさん:
- 1社を1年で退職した転職回数1回の人
- Bさん:
- 2社を1年ずつで退職した転職回数2回の人
Bさんが次に転職しようとすると、「この人は、また1年で退職するのではないか」と思われる可能性が高いです。
仕事を選ばなければ、転職はできるかもしれませんが、選択肢はどんどん狭まります。
2回までは大丈夫でも3回以降はかなり気にされる会社が多いです。
つまり、この転職では失敗を防ぐためにも万全を期す必要があるわけです。
短期で離職する人はもう失敗したくないですよね?
自力で進めるだけでなく、プロの助けも得るのは重要です。
求人の選び方が重要
仕事に対して人が少ない状況が続いています。仕事を選ばなければ転職は可能です。
そこで、重要になるのがどの求人を選ぶかです。
質が低いものを避ける
第二新卒でも求人はたくさんありますが、新卒のときと比べると、質が低いものも多くなります。
優良企業は、優秀な人が採用でき、離職しないため、補充の必要はありません。
第二新卒で採用するということは、
- 新卒で十分に採用できなかった
- 新卒で採用した人たちが退職してしまった
という可能性もあります。
大手エージェントでは、ブランドを気にするため、怪しい会社は避けられます。
自分にマッチしたもの
20代前半で、自分の適性に合った仕事を選ぶことは困難です。
今の仕事は自分に合っていない、このような業務は自分に合わないという程度しかわからない人もいるでしょう。
そこで、転職エージェントに自分にマッチしたものを提案してもらうのは有効です。
選ぶのは、あくまでもあなたです。選択肢があるに越したことはありません。
選考対策が重要
傾向として第二新卒で転職を考える人は、新卒での就活がうまく行かなかった人たちが多いです。
書類や面接を通して、自分のPRがうまくできなかったり、コミュニケーションが取れなかったりする人も多いです。
言い換えると、競合であるほかの応募者も新卒のときほどは強くないともいえます。
書類・面接をチェックしてもらう
就活もそうですが、転職でもテクニックは重要です。
こうした書類や面接はしっかり対策することで、選考通過率は大きく上がります。
ここの部分はチェックしてもらい、万全の状態で望むことが重要です。
転職エージェントの選び方
転職エージェントに関しては、会社と個人の両方が重要です。
会社によって求人数やサポート方針は変わりますが、サポートの質は個人に依存します。
会社の選び方のポイント
会社選びのポイントは、以下の3つです。
- 求人の数と質
- エージェントの質
- サポート方針
1.求人の数と質
1つ目は明確ですが、求人の数と質は重要です。
どんなにあなたに合っている求人がほかにあっても、会社で取り扱っていない求人はあなたに紹介できません。
とくに、第二新卒においては、幅広く可能性を検討できる可能性があります。
どんなに個別のエージェントが優秀でも会社がイマイチの場合にはサポートに限界が出ます。
2.エージェントの質
同じ会社でも質のばらつきは大きいのですが、やはり会社ごとにも差があります。
自分も10社近く行きましたが、やはり大手のほうが総じて優秀な人が多くなっています。
3.サポート方針
転職はあなたからすると重要なキャリアの意思決定ですが、転職エージェントの観点では、経済活動です。
あなたの転職が成功して初めて売上が発生します。
そこで、どうしても
- どこでもいいから転職をさせたり
- 転職しやすい人の優先順位を高くしたり
というようなことが起きます。
第二新卒特化のエージェントでは、評判の悪いエージェントもあります。
また、大手は無茶はしませんが、優秀な人もたくさん相談に来るので、あなたの優先順位が下がることもあります。
このようなことを踏まえて、転職エージェント選びをすることが重要です。
個人の選び方のポイント
会社がよくても個人によってはサポートがイマイチということもあります。
見分け方のポイントをいくつか列挙します。
- 目先の転職だけでなく、将来的なキャリアを考えてくれる
- あなたに合った案件を継続的に紹介してくれる
- 目標が達成できるような仕事を業界・職種が違っても提案してくれる
- 選考書類や面接のアドバイスをしてくれる
- 選考が進んだとき、落ちたときにフィードバックをくれる
実際にいくつかのエージェントの人と話してみると、すぐにわかるかと思います。
さらに知っておきたいこと
ここでは第二新卒の人におすすめの転職エージェントを見てきました。
ぜひ転職エージェントを活用して、転職を成功させましょう。
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