あなたは適職診断を使ったことがありますか?
適職診断というのは、いくつかの質問に答えると、あなたにどんな仕事が合っているかを教えてくれるものです。
どこまで信じるかということはありますが、実際に使ってみてよかったものもあります。
ここでは、その適職診断でおすすめのものから使ううえでの注意までをご説明します。
適職診断の使い方の3つのポイント
1.自己分析の代わりにはならない
診断はあくまでも診断です。あなたの答え方によっても結果は大きく変わります。
また、あなたがいくつかあるタイプのどれに当てはまるのかという形で抽象化されるものが多いです。
結果をうのみにして、判断するのはやめましょう。補助的なツールとして使いましょう。
2.診断と求人は使い分ける
いくつか試したところ、診断に強いものと求人に強いものが分かれています。
求人を探す際には、診断サービスだけでなく、リクナビNEXTやリクルートエージェントなどの転職サイトや転職エージェントも活用しましょう。
3.適職診断は占いではない
適職診断も占いに近いものと、ある程度の根拠があるものがあります。
生年月日だけを入力するようなものは、占いに近いです。どうせ使うのであれば、より根拠のあるものにしましょう。
おすすめの適職診断TOP4
1.市場価値がわかるミイダス
ミイダスは年収診断ですが、登録すると上記のようにあなたの年収がわかります。
診断はやや高めですが、その後にあなたに興味を持った企業からオファーが来ます。
自分の年収水準や自分が評価される求人がわかるため、適職診断として使えます。
今すぐの転職は考えていないという人でも、登録しておいていい求人があったら応募するのもありです。
2位:グッドポイント診断 – リクナビNEXT
リクナビNEXTが提供する、強み発見のサービスです。
多少時間がかかりますが、分析結果は興味深く、有料でもおかしくないレベルです。
あなたの特徴的な要素を5つほど抽出してくれます。ストレングスファインダーをやったことがある方はそれに近いです。
ほとんどの人がリクナビNEXTにはいずれにせよ登録すると思うので、ぜひ試してみましょう。
3位:適職診断NAVI
シンプルな設問の割には、分析がしっかりしています。上のように、それぞれの要素に関して詳しい説明があります。
5分程度で終わりますし、結果についても納得感が高くておすすめです。デザインもわかりやすいです。
4位:ジョブリシャス診断 – マイナビ転職
求人サイトのもので、あまり期待していませんでしたが、こちらも良かったです。
設問は20個で5分もかからない程度です。最終的には上のようにあなたのタイプが分析されます。
これも結果として当たっていましたし、わかりやすいです。概要に関しては、登録無しで見れます。
他にもおすすめの診断方法
ストレングスファインダー
有料ですが、ストレングスファインダーという有名なサービスがあります。
これは本を買うとついてくるコードを入力するとテストが受けられるというものです。結果は、上のリクナビNEXTのように、5つの特徴が出てきます。
自分の周りでも受けている人は多かったですし、自分も時期を変えて3回受けるくらいよく使っています。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』はこちらから
ハローワーク
ハローワークでもGATBやキャリア・インサイトといった適職(適正)検査が受けられます。
受けられるものは場所によって異なりますが、近くにある方はぜひ検討してみてください。
転職エージェント
転職エージェントとの面談もおすすめです。
毎日、多くの転職希望者をサポートしているプロにアドバイスをもらえるので、機会的な診断よりは信ぴょう性が上がります。
あなたにどんな職がマッチするかだけではなく、このようなアドバイスを受けられます。
- どのような会社で内定が出やすそうか
- 転職の時期はいつがいいのか
- 自分の市場価値はどの程度なのか
- どのようなスキルを身につけた方がいいのか
- 選考ではどのようなポイントに気をつけたほうがいいのか
積極的に転職を考えている人はもちろん、自分の市場価値やキャリアに関するアドバイスがほしい人にもおすすめできるサービスです。
大手の転職エージェントは、サポートも強いので、ぜひ相談してみてください。
無料なのでリスクはほとんどなく、メリットは大きいです。
そのほかの診断
そのほかに試した診断もご紹介します。
キャリアインデックス
評判が悪いものではないのですが、自分が試したところイマイチでした。
答え方を変えたつもりはないのですが、ほかの診断と比べても結果がだいぶ違い、自分にはあまり合っていませんでした。
適職診断16
よくある16タイプに分けて診断するものなのですが、サイトも結果も淡白であまりおすすめしません。
適職診断9
こちらも同じ理由でイマイチでした。他のものを使った方がいいかなと思います。
転職タイプ診断 – DODA
DODA自体は転職サイト・転職エージェントともに評価が高いのですが、適職診断はイマイチでした。
不満で選択したものが次の画面で表示されるというものでした。上の場合には、給料の不満が多い結果です。
DODAはエージェントがおすすめなので、ぜひそちらを活用しましょう。
3分間!適職診断 – リクナビ
リクナビはグッドポイント診断とは別に適職診断がありますが、こちらはあまりよくありません。
不満に沿った内容で、結果が出るだけです。リクナビNEXTで診断を受ける場合には、グッドポイント診断を使いましょう。
リクナビNEXT自体は、転職で必須ツールといえるくらい有効ですので、ぜひ使いましょう。
さらに知っておきたいこと
ここでは、適職診断について見てきました。
オンラインでチェックできる部分は限られているので、ツールだけに頼らないようにしましょう。
転職エージェントの人と話したり、すでに転職した友人と話したりすると見えてくるものも変わってきます。
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