履歴書の趣味の書き方は?文例あり!旅行・音楽鑑賞・カラオケ・ゲームも

履歴書で趣味・特技といったものが用意されていることはあります。

履歴書の内容なので、ビジネス的なPRの要素を入れるのか、ありのまま答えても大丈夫なのかは悩ましいところです。

ここでは、趣味の書き方についてポイントから具体例・NG例まで見ていきます。

なぜ趣味の欄があるのか?

そもそもなぜ趣味の欄があるのでしょうか? 履歴書は選考書類なので、その欄があるということは選考に役立つことがあるということです。

それを理由に書類選考に通ったり、落ちたりということは考えにくいですが、面接のときの話題になることはあります。

いずれにせよ、あなたのことを経歴以外の面からも知りたいから準備されている質問だということです。

趣味の書き方のポイント

趣味がない場合

もし趣味がないという方は趣味の欄がない履歴書を選んでもまったく問題ありません。

とくに若い人の場合には、アピールポイントにもなりうるものですが、せっかく一生懸命書いても、面接でもまったく使わないということもよくあります。

特になしなどと書かれているとやる気がない・志望度が低いと思われる可能性もあります。不要なリスクは取らないようにしましょう。

目的を明確にする

趣味は好きなものを選んで構いませんが、自分の中での目的を明確にしましょう。大きく2つの方向性が考えられます。

1.自己PRとして活用する

2.人間性(キャラ)を伝える

1つは趣味を通してなんらかの能力を伝えるというものです。

自己PRで伝えきれなかった内容を補足したり、ほかの視点からもあなたをPRする機会として活用できます。

もう1つはあなたの人間性を伝えるというものです。

趣味は履歴書の中でもあなたの人間性が現れやすいところです。あなたを印象づけたり、会社とマッチしているといったことを伝えられるでしょう。

趣味と特技は違うか

趣味と特技は近いですが、微妙にニュアンスは違います。趣味の方がもっとカジュアルなものも触れていいでしょう。

特技も趣味も仕事を意識したものにしすぎると、堅い印象になってしまうこともあります。

特技で自己PRの要素が強ければ、趣味ではバランスを見ながらうまく人間性を伝えられるといいでしょう。

趣味の具体的な書き方

趣味の欄はあまり大きくないのが通常です。短すぎるのも長すぎるのもよくありません。

理想的には一言でまとめて、それを1行から2行程度の短い文章で補足するような方法です。

マラソン

社会人になってから走り始め、定期的に走っています。

先日はフルマラソンで3時間を切りました。

趣味例と文例

趣味に関していいもの・悩ましい(賛否がある)もの・悪いものをご紹介します。

いい例

読書、音楽・映画鑑賞あたりは書く人も多いので、具体性やエピソードなどで印象づけるようにしましょう。

海外旅行

アジアを中心に20カ国ほど行きました。

観光地を見て回るのもコミュニケーションを取るのも好きです。

音楽鑑賞・ライブ

音楽が好きで大学で軽音楽部にも所属していました。

夏はいろいろなライブに行きます。

映画鑑賞

スターウォーズシリーズが好きで、すべて見ています。

気に入った英語のセリフを暗記しているくらい好きです。

カラオケ

友人を誘い、カラオケに行きます。

タンバリンを使って場を盛り上げるのが得意です。

読書

ビジネス書が好きでさまざま読みます。

最近では、論理的思考に関連する書類を作成しています。

スポーツ

大学のときからフットサルをやっています。

会社対抗のフットサルで優勝したこともあります。

料理

オリジナルの料理をつくるのが好きで、クックパッドにも上げています。

ドライブ

ドライブが好きで、少し遠い温泉によく行きます。

似顔絵を書く

友達の似顔絵を書きます。

10分程度でどんな人のものも書けます。

悩ましい例

偏見で見られることが多く、面接官により反応が分かれるものがあります。

具体的には、ゲーム、アニメ、漫画、アイドルなどです。非常に盛り上がる可能性がありますが、面接の場では避けた方がいいかもしれません。

もちろん、それぞれが業務に関連するような場合には問題ありません。

悪い例

ギャンブル、アダルト、強い思想や宗教などは明確に避けましょう。プラスの印象が持たれることは少ないです。

さらに知っておきたいこと

趣味は人間性を伝えるのに役立ちますが、絶対に必要というものでもありません。

あまり時間をかけすぎずに、履歴書全体や面接対策までをしっかりやりましょう。

履歴書の全体的な書き方についてはこちらで紹介しています。

プロのサポートを受けましょう

履歴書や職務経歴書などの選考書類はこまかいルールやマナーが多いです。

また、書類選考だけではなく、書類選考通過後の面接でも参考にされる重要な資料です。

ここで、ベストな志望動機や自己PRを選ばないと後から修正するのは困難ですし、その選考対策の方法も企業ごとに異なります。

自分で対策するのは構いませんが、自分一人で考えるよりもプロのサポートを得て効率的に進めましょう。

僕も3回転職をしていますが、転職のときには必ず転職エージェントに登録します。

それは彼らから提供される転職市場の話や選考に関するアドバイスが非常に有用だからです。転職サイトでも求人は探せますが、アドバイスをくれる人はいません。

書類で落ちても、面接で落ちてもフィードバックはもらえません。転職エージェントの場合には落ちた理由に関してもわかります。

いいエージェントであれば、あなたが直接応募をして落ちたところでも選考に進めることもあります。

選考対策に強い転職エージェントをいくつか紹介しますので、最低2社、可能であれば3社ほど登録してみて合ったところを活用していきましょう。

それぞれの強みはありますが、一番はエージェントとの相性です。もっとも合う人とコミュニケーションをしていきましょう。

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