履歴書の通勤時間や交通機関は何気なく書いていませんか?
履歴書では全体を通して違和感がないかが見られています。細部に至るまでルールを守って、自然な履歴書にしましょう。
ここでは、通勤時間と交通機関の書き方についてみていきます。
目次
遠すぎないかが見られる
通勤時間や交通機関に関してはシンプルに採用したときに問題なく通えそうかどうかが見られています。
時間に関しては、1時間前後までが一般的です。1時間半になると長いという印象で採用に影響が多少あり、2時間を超えるとネガティブになるイメージです。
面接での答え方も重要
1時間半を超える場合には、「通勤に時間がかかりますが、大丈夫ですか」などと聞かれることも増えると思います。
とくに会社によっては必要に応じて残業が必要で、そのようなときに対応可能かが心配されるでしょう。
答え方としては、前の職場や学校でも長い時間をかけて通ったことがあるなどの情報があるとだいぶ印象が違います。
明るく、「大丈夫です」という形で答えられるといいでしょう。
通勤時間の書き方
具体的な書き方は以下を参考にしてください。
- 片道の時間
- 常識の範囲内の出費
- ドアドゥドアの時間(家のドアを出てからオフィスまで)
- オフィスは本社ないし、採用ポジションに対応したオフィスで計算
- 待ち時間を含めた平均的な時間
- 5分刻み
- 1時間以内であれば、0時間と記載する
- 転居する場合には転居予定と書く
通勤時間は片道の最短時間を書きます。このときには有料特急のような大幅に費用が変わるものを使わない範囲でもっとも短くなるようにします。
最寄り駅から会社までではなく、家を出てから会社のオフィスに着くまでどれくらいの時間がかかるかを書きましょう。だいたいで大丈夫なので、5分刻み程度で記載します。
都心の場合などには混雑によって時間が大きく変わることがあるので、自分でもしっかり確認したほうがいいでしょう。
転居予定はしっかり伝える
この項目で唯一、気にされるのは時間ですので、転居予定の場合には面接でも必ず伝えましょう。選考に影響する可能性があります。
時間の調べ方
自分で実際に行ってもいいですが、Google Mapが現在はかなり正確になったので、こうしたツールで時間を確認しても大丈夫でしょう。
交通機関・交通手段の書き方
交通機関の欄がない場合には、通勤時間の補足として上や横に書いておくと、親切です。欄がある場合にはそのまま記載します。
自転車・車通勤の場合
都心では、交通手段は電車が一般的です。自分の車や自転車で通勤する場合には、書いておくといいです。
会社によっては事故のリスクから禁止している場合もあります。ここは確認しておきましょう。
徒歩の場合
徒歩もやや特殊なので、書いておくといいでしょう。家が近いことは情報としてはポジティブになります。
さらに知っておきたいこと
履歴書はどうしても志望動機や自己PRなど重要度が明らかに高そうなものに注力しがちかと思います。
こうしたこまかい項目でも見る人に配慮し、正確な情報を届けることで履歴書の印象はよくなります。
履歴書の全体的な書き方についてはこちらで紹介していますので、こちらもどうぞ。
プロのサポートを受けましょう
履歴書や職務経歴書などの選考書類はこまかいルールやマナーが多いです。
また、書類選考だけではなく、書類選考通過後の面接でも参考にされる重要な資料です。
ここで、ベストな志望動機や自己PRを選ばないと後から修正するのは困難ですし、その選考対策の方法も企業ごとに異なります。
自分で対策するのは構いませんが、自分一人で考えるよりもプロのサポートを得て効率的に進めましょう。
僕も3回転職をしていますが、転職のときには必ず転職エージェントに登録します。
それは彼らから提供される転職市場の話や選考に関するアドバイスが非常に有用だからです。転職サイトでも求人は探せますが、アドバイスをくれる人はいません。
書類で落ちても、面接で落ちてもフィードバックはもらえません。転職エージェントの場合には落ちた理由に関してもわかります。
いいエージェントであれば、あなたが直接応募をして落ちたところでも選考に進めることもあります。
選考対策に強い転職エージェントをいくつか紹介しますので、最低2社、可能であれば3社ほど登録してみて合ったところを活用していきましょう。
それぞれの強みはありますが、一番はエージェントとの相性です。もっとも合う人とコミュニケーションをしていきましょう。
“履歴書の通勤時間と交通機関の書き方!自転車・徒歩・電車や転居対応まで” への1件のフィードバック