僕はバラエティ番組があまりにも好きなので、見るだけでなくいつか自分も出てみたいと思っている。といっても一般の人が急に出るパターンもそうそうないと思うので、出ている人達はどういうパターンで出始めたのかを調べて、整理してみた。
目次
1.縁故系
まずは最もわかりやすい縁故系のもの。有名人の二世であったり、実は有名人がきっかけというパターンもあったりするようだ。
枠はそんなに多くないし、何よりもコントロールがほとんどできない。
家族
もっともわかりやすいコネ。結構、消える率も高いのだが、器用に立ち回れる一部がタレントの役回りで残っていく印象。いつまでも親のことしか聞かれないで消えるパターンもよくみる。
- IMALU(明石屋さんまの娘)
- 関根麻里(関根勤の娘)
- 岡田結実(岡田圭右の娘)
- 高橋真麻(高橋秀樹の娘)
有名人の知り合い
調べればもっとたくさんあるのだろうが、たまたま有名人が知り合いにいたり、何らかの形で目をかけてもらうパターンも数は多くはないものの、あるようだ。
- タモリ(赤塚不二夫)
- マツコデラックス(知り合い)
- 鈴木奈々(小森純)
2.コンテスト系
大勢の中から選抜されるもの。面白かったり、きれいだったりといったパターン。一発逆転的な出方なので間口自体は広い。
お笑い系コンテスト
お笑いでは必ずしも優勝したコンビが売れ続けているわけではないのが興味深い。決勝までいけば、後はトークだったり、キャラだったり、また別の能力が試される。
R-1は死屍累々。下記は売れている芸人を選定。
- 中川家、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ…(M-1)
- 東京03、ロバート、インパルス(キングオブコント)
- 博多華丸、じゅんいちダビッドソン(R-1)
美人系コンテスト
たくさんある印象を受けていたのだが、国民的美少女コンテスト以外はほとんど残っている人はいなかった。だいたい見た目が良い人たちは有名どころの番組には一通り出られるものの、単発ですぐにいなくなる印象がある。
綺麗なだけではダメで、面白かったり、演技ができたりしないと長期的には難しい。
- 米倉涼子、上戸彩、河北麻友子、武井咲(国民的美少女コンテスト)
オーディション
女優の方々はかなりオーディションが多いようだった。正確には事務所所属しながらその中でオーディションを受けてというパターンが多いようだ。
事務所に所属しているからテレビに出れているわけではないので、次の分類とは分けた。他にも素人番組に起用されてというパターンもあるようだ。恋のから騒ぎ以外にもありそう。
- 平愛梨、貫地谷しほり、夏菜、有村架純(女優系)
- 小林麻耶、西川史子(恋のから騒ぎ)
3.事務所・会社系
ここに入ると比較的テレビに出やすい分、ここに入るまでが難しい印象。見た目がいい、面白い、歌がうまい、ダンスがうまいとか何かが必要になる。
自分から応募して所属するパターンもあるが、スカウトも多い印象。
アナウンサー
ミスコン出身者が集まる領域。
- 加藤綾子、水卜麻美、三田友梨佳、竹内由恵(各局社員)
- 皆藤愛子、杉崎美香、小林麻耶(セントフォース)
アイドル
現在はAKBグループが圧倒的だが、昔から一定数アイドル出身でバラエティなどで活躍する層はいた。
スカウトというよりも、自分で応募するものも多く、オーディションにも近い。
- 前田敦子、大島優子、指原莉乃(AKB系)
- 矢口真里、藤本美貴、菊地亜美(モー娘、アイドリング)
- SMAP、嵐、関ジャニ(ジャニーズ)
モデル・グラビア
女優でもグラビア出身の人は多かったりする。年齢との兼ね合いもあり、長年続けている人がどんどん厳しくなっているのを見るのもこの層。
- 綾瀬はるか、新垣結衣、小池栄子(グラビア)
- 冨永愛、道端アンジェリカ、菜々緒(モデル)
- 益若つばさ、きゃりーぱみゅぱみゅ(読モ)
お笑い
上も下も果てしないという印象。売れれば、めちゃめちゃ魅力的だが、売れない芸人の待遇の厳しさは一般人の比じゃないだろう。
今はお笑いの養成所からが一般的。
- さんま、ダウンタウン、鶴瓶、おぎやはぎ(吉本、松竹、人力舎)
4.舞台系
舞台から始まり、ドラマに出てバラエティというパターンが多い。役者同士の話をうまくしたり、プレミア感を出しつつで少しずつ露出を増やしていくイメージ。
- 天海祐希、黒木瞳(宝塚)
- 阿部サダヲ、大泉洋、堺雅人(舞台系)
5.スポーツ系
元々スポーツ系の番組に出ている人がその他の番組にあるのはよくあると思う。自分の専門領域で解説をしたり、現役選手にインタビューをしながら仕事の領域を増やしていくような流れ。
これもいつの間にか見なくなっていく人が多い。
- 元木大介、板東英二、江川卓(野球)
- 武田修宏、前園真聖(サッカー)
- 松岡修造、大林素子(その他)
- ガッツ石松、具志堅(格闘技)
6.評論家・有識者系
コメンテーターみたいな形で活躍して、徐々に活躍の場を増やしていく。クイズ番組などで重宝されることが多い。朝の番組からちょっとしたニュースなど意外と活躍の場は多い。
弁護士だったり、経営者みたいな肩書きを持っている人が強い。
- 橋下徹、北村晴男(弁護士)
- ホリエモン、ひろゆき(経営者)
- 古市憲寿、勝間和代(ビジネス書)
7.ネットやテレビで話題
ここは完全にイレギュラーの枠。たまたま何かで話題になって火が付くパターン。ピコ太郎はともかくなんだかんだ2人は生き残っている。
- 林修(今でしょのCM)
- 橋本環奈(天使すぎるアイドルの記事)
- ピコ太郎(PPAPの動画)
まとめ
こうやって見てみると、どれもなかなか厳しい。自分に当てはめて考えると、ビジネスで頑張って有識者枠くらいだろうか。
何よりも整理していて思ったのは一瞬出る人は本当にたくさんいるのだけど、そのほとんどがすぐに消えてしまうということ。
特に、見た目がいいだけの人やたまたま話題になっただけの人は、トークや立ち回りがうまくて有名になるわけではないので、なかなか出続けるのは厳しい印象。
演技ができるか、バラエティができるか、いいコメントができるかどうかがほとんどすべて。どれもできない人は残れない。
M-1優勝者でさえ、フリートークが苦手で消える人も多いし、R-1に至ってはほぼ誰も売れていない。そう考えると、役者でバラエティ出たり、スポーツ出身で活躍している人はすごいと思う。
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