所属税計算ツール!計算方法と計算式も解説【2022年版】シミュレーション

非常に簡単に所得税を計算できるツールを作りました。2018年8月のデータで作成しています。

シミュレーションや計算方法しかなかったり、多くの項目を埋めたりしないと計算できないサービスが多かったので、自分で作りました。

所得税以外も知りたい方はこちらもどうぞ。

参考:【税金計算ツール】所得税・住民税・年金・社会保険(健康・雇用・介護)・給料手取り

10秒で所得税計算ツール(計算機)

年収を埋めて、配偶者・年齢を選択してから、計算するをクリックするだけです。

年収: 万円
配偶者:
年齢:

項目 金額 年収比
所得税: 万円 %

目次

ここから少し説明していきます。

計算ツールの計算方法

税理士という専門の職業があるくらいですし、税金や保険料の計算は複雑です。

ここでは、いくつか前提をおいてざっくり計算しました。いくつかご紹介します。

  • 控除は基礎控除・配偶者控除・社会保険料控除の3つのみを考慮
  • 給料と賞与はわけず、年収を月ごとに単純に分配
  • 所得税は復興特別所得税も含む
  • 住民税はシンプルに課税所得の10%計算(200万以下の分岐や均等割は無視)
  • 社会保険料は協会けんぽの東京のものを採用
  • 介護保険料は40歳未満と40歳以上だけでわける(65歳以上は別で自治体によって異なり、複雑)

簡単な税金・社会保険料のご紹介

税金自体には非常に多くの種類があります。法人税、相続税、消費税、たばこ税などは聞いたことがあるかと思います。

ここでは、一般的なサラリーマンの人に影響があるものをご紹介します。

  • 税金
    • 所得税
    • 住民税
  • 社会保険料
    • 健康保険料
    • 年金保険料
    • 介護保険料
    • 雇用保険料

所得税

所得税の説明

所得はサラリーマンの給与所得(給料や賞与)などを指します。

給与所得以外にも不動産所得や利子所得などさまざまな種類があります。所得税は国の税収として使われます。

所得税の計算方法

  • 所得税=課税所得×税率-税額控除
  • 課税所得=収入-給与所得控除-所得控除(基礎控除、配偶者控除、社会保険料)

計算方法はやや複雑ですが、ポイントとしては、所得にそのまま税率をかけるものでなく、課税される所得があること。

それは所得全体(いわゆる額面の給料)から控除と呼ばれるもろもろの数字を引いたものです。

そこの課税所得に対して税額の計算をします。

出典:国税庁 No.2260 所得税の税率

計算例:年収100万~1億円の所得税

独身30代で年収別の税額・社会保険料を計算しました。

年収1,000万円くらいまでは、社会保険料の負担が大きく、それ以降は所得税や住民税が大きくなります。

よく税金で半分持ってかれるという言葉を聞いたりもしますが、実際に半分持ってかれるのは年収1億円とかにならないとないようです。

年収
(万円)
所得税額 年収比
100 0 0.0%
200 2.8 1.4%
300 5.6 1.9%
400 8.6 2.2%
500 14.3 2.9%
600 20.8 3.5%
700 31.9 4.6%
800 48.5 6.1%
900 65.9 7.3%
1,000 83.3 8.3%
1,500 211.8 14.1%
2,000 377.3 18.9%
4,000 1176.3 29.4%
10,000 3903.3 39.0%

最後に

税金や社会保険はなんとなく、複雑でわかりにくいイメージがあるかと思います。

1回簡単に抑えておくと、一生使える知識となるので、ぜひ大まかな考え方や金額感を抑えておきましょう。

こちらで、主要な税金・保険についてもまとめていますので、あわせてどうぞ。

【税金計算ツール】所得税・住民税・年金・社会保険(健康・雇用・介護)・給料手取り

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