履歴書に嘘を書いても大丈夫かと考える人がいます。
もちろん、モラルとしてもルールとしてもアウトなのですが、具体的にどういうリスクがあるか、代わりにどうすればいいかはあまり知られていません。
ここでは、履歴書の嘘のリスクや嘘をつく代わりの対応方法を見ていきます。
履歴書に嘘を書くリスク
もっとも身近なリスクとしては解雇されうるということです。
学歴や経歴をごまかしてまで一生懸命入社したのにすべてが無駄どころかマイナスになるでしょう。
多くの場合、解雇され、刑事罰に問われることはほとんどありません。
ただ、詐称してしまったということはその後もずっとついて回る可能性があります。
仮に解雇事由に当たらないとしても、周りの人がそれを知った状態で勤務し続けるのはなかなか大変でしょう。
どのように発覚するのか?
大きく以下のようなパターンがあります。
- 面接のときの話でつじつまが合わない
- レファレンスチェック
- 雇用保険・社会保険・源泉徴収などの情報
- 人づての情報
面接のタイミングやあなたの内定を決めるタイミング、入社後などそれぞれのタイミングでリスクがあります。
また、同じ業界であれば、意外と共通の知り合いがいるものです。
どこかのタイミングでばったり会ってばれるということもあるでしょう。
実際にばれるかどうかは別としても常にそのストレスと戦い続けるのはなかなか大変ではないでしょうか。
代わりにどうすべきか
詐称する前にできることはあります。
履歴書の書き方に関しても、多くの会社を経ている場合には、そうしたものをまとめて記載して、面接のときに補足したりする対応も可能です。
短期の離職も多すぎなければ、理由をしっかり説明することで挽回することもできます。
そのようなときには、まず転職エージェントの人に相談をしましょう。
未経験の職種への転職や転職回数が多い人でもサポートをしているエージェントはあります。
彼らに具体的な履歴書の書き方を確認しましょう。
さらに知っておきたいこと
誠実性は会社で働くうえでは最低条件ともいえるものです。
不必要なリスクを負う前に相談し、よりよい履歴書の書き方に修正しましょう。
履歴書の全体的な書き方を知りたいという方は、こちらの記事で解説しています。
プロのサポートを受けましょう
履歴書や職務経歴書などの選考書類はこまかいルールやマナーが多いです。
また、書類選考だけではなく、書類選考通過後の面接でも参考にされる重要な資料です。
ここで、ベストな志望動機や自己PRを選ばないと後から修正するのは困難ですし、その選考対策の方法も企業ごとに異なります。
自分で対策するのは構いませんが、自分一人で考えるよりもプロのサポートを得て効率的に進めましょう。
僕も3回転職をしていますが、転職のときには必ず転職エージェントに登録します。
それは彼らから提供される転職市場の話や選考に関するアドバイスが非常に有用だからです。
転職サイトでも求人は探せますが、アドバイスをくれる人はいません。
書類で落ちても、面接で落ちてもフィードバックはもらえません。
転職エージェントの場合には落ちた理由に関してもわかります。
いいエージェントであれば、あなたが直接応募をして落ちたところでも選考に進めることもあります。
選考対策に強い転職エージェントをいくつか紹介しますので、複数社に登録してみて合ったところを活用していきましょう。
それぞれの強みはありますが、一番はエージェントとの相性です。
もっとも合う人とコミュニケーションをしていきましょう。
“履歴書の嘘・学歴詐称・経歴詐称のリスク。ばれないと思ってますか?” への1件のフィードバック