自分にベストな働き方を診断!起業・会社員・フリーランス・女性も働き方改革

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ゆか

フリーランスが盛り上がってるよね

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まっくす

みんながフリーランスに向いているわけではないんだけどね

働き方改革が叫ばれて久しいですが、企業として働き方を改革するだけでなく、個人としても自分に最適な働き方を選ぶのも同じくらい大切ではないでしょうか。

ここでは、自分自身で大企業・ベンチャー・起業やフリーランスとして働いた経験を踏まえつつ、最適な働き方をどのように選択するといいのかをお伝えします。

自分の働き方を改革する

キャリア・アンカーから考える

キャリアの理論はさまざまあります。

昔からあるように目標に一直線に向かっていくものもありますが、自分の価値観に応じて決めたり、周りの変化に柔軟に合わせて変化したりするものもあります。

目標が明確にある人はそれに向かって進めばいいですが、そうではない人にも有効な考え方はあります。

とりわけ、働き方に関してはキャリア・アンカーと呼ばれる、自分にとって重要な価値観を重視して選ぶのがよいかと思います。

働き方の特徴を知る

働き方の違いに注目する

ひとくちにサラリーマンといっても会社によって大きく違います。

いわゆる法人だけでも250万社ほどあると言われています。

圧倒される量ですが、ここではその中でも特徴的な以下の3つに分けて考えました。

  • 大企業
  • ベンチャー企業(中小含む)
  • 外資系企業

この3つの雇われる働き方に加えて、雇われない働き方としてのフリーランス、雇う働き方としての起業という5つの働き方で比較しました。

働き方の特徴比較

以下の表が働き方を比較したものです。とくに違いが顕著な8つの項目について比較しました。

◯が優れているもの、△はやや優れているを意味します。

△は会社によるものや、ある側面においては評価できるといったものも含みます。

  サラリーマン 独立
比較項目 大企業 ベン
チャー
外資 起業 フリー
ランス
1.業務の
スケール
2.業務の
裁量
3.サポート
体制
4.働き方の
自由度
5.女性に
優しい
6.所属意識
7.給料の
安定性
8.成果主義

以下では詳しく働き方ごとに見ていきますが、興味深い点をここでいくつか取り上げます。

まず、ベンチャーが△が多いのは非常に会社による部分が大きいからです。

大企業以上に会社ごとの差が大きいため、いいかどうかは会社次第です。

大企業とフリーランス

対象的なのは、大企業とフリーランスで大企業はサポートも厚く、給料も安定、帰属意識も高いですが、フリーランスは真逆です。

自由度が高い代わりにすべて自分の責任で、言い訳ができません。

起業とフリーランス

似ているようで意外と違うのが起業とフリーランスです。

フリーランスはやりたいことにこだわれますが、起業は会社の存続や成長などにコミットするケースが多いです。

起業も自由に思われがちですが、成功するためにはなんでもやるという点で実は自由度は思われてるほど高くはありません。

ベンチャー企業と外資系企業

どちらも大企業とは違い、業務の裁量や自由度が高そうですが、少し違いがあります。

ベンチャー企業では、人が業務に対して足りないので業務の幅が広くなりやすいですが、外資では業務範囲は割と明確ですが、結果さえ出れば、打ち手が自由です。

働き方の自由度や女性の働き方もベンチャーの場合にはそこまで手が回らないケースもありますし、成果主義もベンチャーでは会社の成功に強く依存します。

具体的な働き方を知る

A.大企業の場合

メリットとしては、業務のスケールとサポート体制、給料の安定性です。

  1. 大きな仕事に携われる可能性がある
  2. どんな人でもサポートを受け、報酬を得られる

1つ目は、会社の看板や資本を活かすことで大規模な仕事に携われる可能性があることです。

自分の場合にも社会人1年目から上場企業の担当になり、コンサルタントとしてアドバイスをすることができました。

また、長期の海外出張なども予算に余裕がある大企業だから実現したものもあります。

2つ目は、大企業では予定通りにお金が支払われ、サポートを受けることができます。

最近ではリストラもあり、以前ほどの安定性はありませんが、中小やベンチャー、外資などと比較すると、未だに非常に安定しています。

自分の能力に自信がない人は大企業に行くのがおすすめです。

ネガティブ面は年功序列で活躍できるまで時間がかかったり、業務範囲が狭くなったりなどでしょうか。

優秀な人はベンチャーや外資の方がいいでしょう。

大企業に向いている人

  • とにかく規模の大きな仕事をしたい
  • 安定して給料を得たい
  • 自分の能力にあまり自信がない
大企業探しにおすすめのサービス

B.ベンチャーの場合

ベンチャーの良さはなんといっても業務の裁量です。

業務も標準化されていないことが多く、自由度が高いのでかなり差がつきます。

人によって合う・合わないが非常にはっきりしているともいえます。

会社による差はありますが、サポートなども大企業に比べるとはるかに限定的です。

結果を出せば業務範囲がどんどん広がりますし、早いスピードで昇進できる可能性もあります。

ただ、注意が必要なのは、給与面では大企業より劣ります。

最近では資金調達の環境もよくなり、以前よりも給料水準はだいぶ上がりましたが、それでも500~600万円くらいまでのラインが多いです。

大企業なら20代にほとんどの人が超えるかと思います。

成功する会社、伸びている会社にいかに入るかが重要です。

ベンチャーに向いている人

  • とにかく自分の能力に自信がある
  • お金はそこまで重要ではない
  • 若いうちに活躍したい
ベンチャー探しにおすすめのサービス

C.外資の場合

外資系企業の場合には、給料がいいけど、自由度が低いベンチャーというイメージです。

外資は大企業よりも広い裁量が与えられますが、職種ごとの業務範囲は厳密なので、ベンチャーよりは秩序のある形で広がっていきます。

外資というとドライなイメージがあるかもしれませんが、人材育成に関しては研修やフィードバックなどが仕組み化されていて質が高い会社もあります。

また、給与面では成果がダイレクトに報酬に結びつきやすいこともあります。

注意したい点としては、やはり日本国内で働くためにローカルの人を雇っているわけなので、他国で働くハードルが高い会社も多いことでしょうか。

外資に向いている人

  • とにかく自分の能力に自信がある
  • ある程度お金もほしい
  • 若いうちに活躍したい
外資探しにおすすめのサービス

D.起業の場合

起業に関しては、特殊なキャリアなのでしたい人は勝手にするというもので、あまり比較する類のものではないかもしれません。

起業に関しては非常にシンプルで成功するか・成功しないかだけです。

成功すれば裁量も大きく、報酬も増え、自由度も高いですが、成長できないとなにもできません。

両方を見ている立場からすると、他人に勧めるようなものではないという認識です。

スタートアップも増えたので、元起業家のニーズも高く、それなりの給料で働けるのでリスクはかなり減ったかもしれません。

起業に向いている人

  • 成功する自信がある人
  • ストレスに耐えられる人

E.フリーランスの場合

フリーランスは今もっとも注目されていますが、経験した立場でいうと合う・合わないが大きいように感じます。

ベンチャー企業以上に人を選ぶという印象です。

稼いでいる限り、仕事も労働時間も服装もすべて自由ですが、自由すぎるがゆえの孤独と何者でもない感を強く感じました。

もっとも近いのは自分が浪人生だったときの感覚です。

憧れている人の中にもたぶん会社員の方が向いている人が多いのではないかと思っています。

クライアントを見つけておく、具体的なスキルを身につけるなど稼ぐ方法が話題になりがちです。

実際には、それよりも「どれくらい自由が好きか」、「どれくらい重要か」を考えてもらった方がよさそうです。

何年もフリーランスをやり続けるのは大変そうだなという実感です。

フリーランスに向いている人

  • 自由を優先したい人
  • 稼ぐ力のある人

さらに知っておきたいこと

働き方の自由度は今後も高まっていくように思います。

パラレルワークや副業などはより広まり、選択肢は増えていきますが、その中で自分はどのように働きたいかを考えておくといいでしょう。

ほかにもキャリアのコンテンツがありますので、ぜひあわせて読んでいただければ幸いです。

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