逃げかどうかって結局のところ主観じゃない?
だからこそ自分で考えるのが大事だよね
転職に限らず、なにかを辞める際に葛藤があることは珍しくありません。
仕事は多くの人にとって起きている時間の大部分を割くものなので、慎重に考えるのは当然です。
- そもそも本当に辞めるべきか?
- いつ辞めるのがいいのか?
- どういう辞め方がいいのか?
こうした疑問が出てくるのは自然です。
ただ、慣れていないと不安に振り回されてしまい、自分にとってのベストな決断ができなくなってしまいます。
ここでは、仕事を辞めるという決断に対して、どのようにアプローチするのがいいのかについて実体験を交えつつ、見ていきます。
判断基準を他人に渡さない
裏切り者かは気にしない
典型的なよくある失敗は、他者の評価を基準にしてしまうことです。
「最低3年間は働く」といった通説で判断したり、周りの人から「もう少しいた方がいい」、ひどい場合には「裏切りもの」と言われたりすることを気にする必要はありません。
他人の基準はコントロールできませんし、自分の基準よりも優先されるべきものでもありません。
他人の意見は、あなたが辞めることで得をしたり、損をしたりすることに左右されがちで、あなたにとってベストとは限りません。
あくまでも自分の基準
自分以外に自分の決断に責任を持てる人はいないので自分の基準で考えましょう。
あくまで自分で決断をするという前提で他人の意見を参考にするのは、まったく問題ありません。
自分が将来的に目指すキャリアに近い人がいたらそういう人からアドバイスをもらうのは有効でしょう。
日本人は我慢強すぎる
近ごろの若者は…というのはいつの時代もいわれますが、日本人はほかの国と比べても我慢をする人が多いです。
日本ではブラック企業や会社でのハラスメントが大きな問題になりますが、海外の場合にはすぐに退職する人が多いです。
我慢強さは重要な能力の1つですが、限界まで我慢してしまうことがないように気をつけましょう。
限界という方は退職代行サービスという選択肢もあります。
- 退職代行サービス:SARABA(即日対応可、24時間対応、返金保証あり)
- 弁護士対応サービス:汐留パートナーズ法律事務所
ワンランク上の退職法
キャリアの知識を得る
退職は自分の基準で決めるべきですが、基本的なキャリアの知識は押さえておく必要があります。
たとえば、以下のようなものです。
- 転職回数が増える、年齢が上がると選択肢が減る
- 実績、経験、スキルなどがあれば転職しやすい
- 20代はポテンシャルが評価されるが、30代は経験が前提
すべてを押さえるのは難しいので、手っ取り早いのは転職経験のある友人や転職エージェントへの相談です。
転職経験のある人は同じような仕事や近い業界の人であれば、あなたの転職に近い経験をしているはずです。
友人と同時に転職エージェントにも相談しましょう。
個人の経験はどうしても限定的で偏ってしまう可能性も高いので、転職エージェントの人から一般的なアドバイスをもらう方が安全です。
おすすめは、サポートに強い大手エージェントのdodaやパソナキャリアです。
円満退職は目指す
自分の基準で退職をするといっても、自分勝手に退職するのはよくありません。
できる限り円満に退職を目指しましょう。もめて得することはありません。
同じ業界であればもちろん、違う業界への転職であっても今後なんらかの形で会う可能性はあります。
退職のタイミングや引き継ぎなどはしっかりとすり合わせをして、できる限りスムーズに退職できるようにしましょう。
実際に辞めてどうだったか?
自分は今までに3回ほど退職をしています。
3回とも円満でしたが、そのうちの1回は3ヶ月での退職だったので、いわゆる逃げるように辞めるといった状態でした。
一般的な感覚でいうと、短すぎますし、短期の離職は転職でもネガティブに取られることが多いです。
実際、このときはそれ以外のときと比べて書類で落ちることが多かったです。
ただ、そのこと自体は知識として持っていたので致命的な問題にはなりませんでした。
年齢が上がることで転職ハードルが上がるということもありますし、キャリアの知識に基づいて判断している限りは問題ありません。
辞める前に転職先を決めておく
自分の退職経験からいうと、ほとんどの失敗は退職前に転職先を決めておくことで防げます。
よほど精神的・肉体的に追い込まれていないという前提ですが、在職中の転職活動はメリットだらけです。
ベストな転職先が見つかるまで、時間にとらわれずに転職できますし、安定して収入が入ってくるため、リスクが少ないです。
転職エージェントも活用する
リクナビNEXTなどの転職サイトの活用も有効ですが、転職エージェントの活用が重要です。
僕自身、自力であらゆる転職の知識をつけるのは難しいので、転職エージェントに必ず相談しています。
毎日、多くの転職をサポートしているプロにあらゆる転職のアドバイスをもらえ、無料で求人まで紹介してもらえるため、利用しない手はありません。
短期離職してしまったときも転職エージェントに頼って転職しました。
転職エージェントはサービスの質がいい大手を利用しましょう。大手で求人数も多く、サポートも良好な転職エージェントはこちらです。
さらに知っておきたいこと
ここでは、逃げや裏切りといった言葉に惑わされず、自分の基準で転職をする方法についてご紹介しました。
一般論や周りの声に過剰に反応せずに、正確な知識や現状分析をもとに決断をするようにしましょう。
ほかにも転職やキャリアに関する記事がありますので、合わせてご覧ください。