ビズリーチは転職サイトですが、一般的な転職サイトとは違って審査があります。
求人の質も高いですが、求職者にも一定のクオリティを求めることで、質の高い求人と求職者をマッチングできるようにしています。
口コミでも「審査に落ちた」という意見が多く、そもそも利用ができないという状況があります。
審査に落ちたときにどうするか、審査に受かるコツまでお伝えします。
ビズリーチの審査基準を考える
具体的な審査基準は非公開です。
ただ、実際に落ちた人や通過した人の情報や一般的な転職の考え方から予想はできます。
審査に落ちた人の特徴
調べる限り、審査に落ちるのは以下のような人が多いです。
- 現年収が低い
- 職歴が少ない
- 学歴が弱い
- 年齢が高すぎる
- 経歴情報を丁寧に記入していない
1.現年収が低い
ビズリーチで明確に重要視しているのは年収です。
ビズリーチの基準年収は600万円で審査に落ちている人は、基本的に年収600万円以下の人です。
年収が600万円以上なのに落ちている人は社会人経験がまったくなかったり、経歴情報を適当に入力していたりする人です。
2.職歴が少ない
会社勤めをしたことがなかったり、正社員の経験がほとんどなかったりする人は厳しいです。
といっても最低10年といった取り決めはなく、数年ほど働いたら十分でしょう。
自分の場合にも社会人2年目で登録して、審査に通過しました。
3.学歴が弱い
いわゆる早慶以上のクラスは、年収が低くても通過している人がいます。
明確にどの大学のレベルから優遇されるかはわかりませんが、学歴も見ている可能性は高いでしょう。
4.年齢が高すぎる
スキルとのバランスなどほかの要因もあるかもしれませんが、40代・50代の人は断られる人が増えています。
年収が700万、800万といった人も審査に落ちているので年齢も考慮要素の1つと思われます。
5.経歴を適当に書いている
審査に落ちた後に丁寧に書き直した結果、通過している人もいます。
登録後は、企業やヘッドハンターの人が経歴を見れる状態になるため、一定の質を担保しているイメージです。
年収や経歴に問題がなさそうな人も落ちているので、しっかりと書きましょう。
一般的な転職市場での評価要素
参考までに一般的に転職で有利とされる条件も列挙します。
- 年齢は若い方がいい
- 転職回数は少ないほうがいい
- 学歴は高いほうがいい(若手)
- 実績、経験、スキルは高いほうがいい
- マネジメント経験、チームをまとめた経験は評価が高い
- 需要に対して供給が少ない仕事は評価が高い(エンジニアなど)
どこまでビズリーチの審査でチェックされているかはわかりませんが、こうした要素が転職では重要視されています。
ビズリーチとしても採用されやすい人を通過させたいはずなので、大きく外れることはないでしょう。
審査に受かるコツ
職務経歴を充実させる
年収や年齢は変えられないので、簡単な対策としては経歴を上手に書くことです。
あくまで参考ですが、自分の場合には役職や職種ごとに以下くらいの分量を書いています。
全体の長さはこの5倍以上あります。
ポイントは以下の4点です。
- どんな業務かを専門知識がない人でもわかるようにする
- どんな立場や役職だったかを明確にする
- 業務において期待された目的・目標がわかるようにする
- 業務での実績、達成したことを具体的に記載する
自分の場合には営業やマーケティングが多いので、売上や数字を具体的に出しています。
その数字がどれくらいすごいのかを平均との比較や部署人数でのランキングなどにも触れて伝えています。
営業以外でも達成事項は必ず書きましょう。採用人数でも月次決算の早期化でもなんでも大丈夫です。
- プロジェクトの成功
- コストカット
- ツール作成
- オペレーション構築
年収を上げてから再登録する
年収が600万円に近い場合には工夫のやりようがありますが、大幅に足りない場合には、年収を上げてから再チャレンジをしましょう。
昇給・昇進や転職などで年収を600万円にしてから登録するほうがはるかに可能性が高いです。
再審査は可能だが、ほかも検討したい
再審査を受けることは可能です。
ただ、しっかりと職務経歴を書いたのであれば、残念ながら通過する可能性は低いでしょう。
その際には、ほかの転職サービスを使うのがおすすめです。
自分に合ったサービスを見つけるほうが転職の成功確率は上がります。
ビズリーチ以外であれば、リクルートエージェントとdodaが求人も多く、評判もいいので、おすすめします。
リクルートエージェント
- 国内最大級、10万件超えの求人数
- 転職実績も国内最大水準
- 担当アドバイザーが優秀
リクルートエージェントはアドバイスや求人の量・質に対するポジティブな評価が多いです。
利用者数は他社を圧倒していて、非常に多くの口コミが寄せられました。
求人数に対するコメントが中心ですが、担当者によっては書類対策や面接対策も丁寧に対応してもらえるようです。
年収などの縛りもないので、とりあえず相談して間違いないエージェントでしょう。
doda
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、アドバイス、求人、サポートで平均的に評価を得ています。
リクルートエージェントと並んで、利用者が非常に多いです。
求人数が充実している点の評価が高いですが、人によっては求人提案が希望と違っていたり、コミュニケーションがうまくいかないという意見もあります。
一定規模のエージェントの場合には、担当による違いがどうしてもありますが、それでも平均的に高評価でおすすめできるエージェントです。
さらに知っておきたいこと
ここではビズリーチの審査について見てきました。
具体的な基準はわかりませんが方向性については参考になると幸いです。
転職サイトや転職エージェントに断られるのはさほど珍しくないので、気にせずほかを利用しましょう。
リクルートエージェントとdodaは断られる可能性が非常に低いです。
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ビズリーチの詳しい評判を知りたい人は『ビズリーチを800人の評判・口コミで徹底検証!6年使った実体験も共有』もどうぞ。
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