
プログラミングって独学でもできるの?

勉強するツールはたくさんあるけど、挫折する人も多いんだよね
プログラミングを勉強する人は増えています。
エンジニアは需要に対して足りていないので、給料も上がりやすいですし、学歴や経歴もあまり見られません。
フリーランスなどの働き方も広まり、注目度が高くなっている背景もあります。
勉強する人が増える一方で、挫折してしまう人も多いです。
ここでは、自分の経験も踏まえながら挫折してしまう理由と挫折をしない方法を見ていきます。
具体的な勉強法に関してはたくさんのコンテンツがあるので、ひたすら挫折しない方法だけを考えていきます。
目次
プログラミングの独学が失敗する理由
勉強方法が理由ではない
「勉強したいけど、勉強する方法がわからない」と言う人もいます。
一見、筋が通っているようですが、本当にしたいことであれば、自分で調べても進めるのではないでしょうか。
10年前にはなかなか難しかったかも知れませんが、今では少し検索すれば勉強法はいくらでも出てきます。
ドットインストールやProgateなど無料でも勉強できるツールもあります。
以前みたいに分厚い、読みにくい技術書に取り組まなくても勉強できるようになりました。
お金や時間が理由ではない
お金や時間もほとんど理由になりません。
プログラミングの勉強はほとんどお金がかかりません。
スクールに行くとお金はかかりますが、オンラインのコンテンツもサービスも充実しています。
プログラミング学習サービスの値段は、
- ドメインを取って
- サーバーを借りて
- サービスの有料会員になっても
せいぜい月に数千円程度です。飲み会1回分よりは安く済むでしょう。
時間もよほど忙しい人を除けば休日には時間を取れるでしょうし、平日に時間を取れる人も多いのではないでしょうか。
続けられる理由がないから失敗する
プログラミングが失敗するのはシンプルに「続かないから」です。
失敗する理由は、ダイエットや英会話が続かない理由と変わりません。
ダイエットだって、食べる量を減らして運動をすればやせることは誰でもわかるわけです。
やせないのはダイエットを続けられないからです。
プログラミングも一緒で、続けられないことが一番のネックです。
やる気を出して、週末に頑張っても翌週にはもうやる気をなくしているからです。
逆にいうと、なんとか続けられればいいわけです。
その方法を考えましょう。
プログラミングを続ける5つの方法
ここから、プログラミングを続ける方法について見ていきます。
全部で5つ紹介するので、自分に合っているものを選んだり、組み合わせたりしてみてください。
- 目標を作る
- 具体的な場所を作る
- できたことを記録する
- 仲間を作る
- メンター(コーチ)を作る
- スクールに通う
- 就職・転職する
すべてに共通するのは、あなたが勉強を続ける必然性を作るというものです。
1.目標を作る
もっとも重要なのは目標を作ることです。
プログラミングができるようになるといった抽象的なものでなく、具体的なものです。
具体的なサービスを作るという目標が一番いいです。
Twitterのようなサービスでも掲示板でもマッチングサービスでも何でもいいです。
自分が一番作りたいサービスを考えて、それをどうすれば作れるようになるかを考えましょう。
自分の場合
自分は大学生のとき、C+やJavaを勉強しましたが、なんとなく勉強したいというだけで、結局続きませんでした。
これを具体的なサービスを作ることを考えて、メディアやメディアに必要な機能を実装するための勉強するようにしました。
自分の場合には、これでPHP、HTML、CSS、JavaScriptの勉強が進みました。
2.具体的な場所を作る
必然性でもっともわかりやすいのは具体的な場所を作ることです。
家で集中できる人はいいかもしれませんが、家以外の自習室やプログラミングスクールを活用するのを強くおすすめします。
時間や場所を決めて習慣化することが非常に有効です。
自分の場合には、コワーキングスペースを活用したり、会社のスペースを活用したりしていました。
3.できたことを記録する
よく学習日記をブログやTwitterでつけている人がいますが、記録は非常に重要です。
必ずしも公開する必要はありませんが、記録をつけることで習慣化が進みます。
勉強時間や勉強内容など簡単なもので問題ありません。
ただ、公開すると周りからのプレッシャーがあるので、辞めにくくなります。
同じような勉強仲間もオンラインで見つかる可能性があります。
4.メンター(コーチ)を作る
プログラミングではコーチも重要です。
1つ目は学習に対するアドバイスです。
プログラミングの学習では詰まってしまって、進めなくなることがよくあります。
エラーメッセージがどこにあるかわからなかったり、読んでもわからなかったり初心者は止まってしまいがちです。
自分で解決しようとして、多大な時間を浪費した経験を誰もがあるはずです。
疑問点はすぐに解消できるようにしましょう。
2つ目はサボらないようにするためです。
これはメンターでなくてもいいですが、定期的に報告するだけで格段に途中で辞めにくくなります。
5.仲間を作る
勉強仲間を作るのもありです。
継続する理由の1つになります。
ただ、相手が辞めてしまうこともあるので、自分なりに他の方法も組み合わせるのがおすすめです。
Twitterで仲間を作っている人もいるので、それくらいの緩い感じの方がいいかもしれません。
6.スクールに参加する
どうしても独学でなくてはいけないという人以外は、スクールも検討しましょう。
スクールを活用すると、教室を利用できたり、メンターに質問できたり、周りで仲間を作ったりできます。
ここまで、見てきたものの多くをカバーし、途中で挫折しにくくなります。
確実にプログラミングを学習したい人はぜひ検討しましょう。
7.就職・転職する
独学はいずれにせよ必要ですが、実務で勉強するのが一番です。
20代であれば未経験で採用される可能性も十分にあります。
もちろん、自分で勉強したうえで、何かしらの成果を見せられると可能性は高まります。
本気でエンジニアとしてやっていきたい人は、できる限り早めに仕事に就くのがおすすめです。
さすがに、いきなり転職は…という方はGEEK JOBやプログラマカレッジなど無料で転職までサポートするサービスがあります。
こうしたサービスもチェックしておきましょう。
さらに知っておきたいこと
ここでは、プログラミングの独学について見てきました。
プログラミングは初期ほどつまづきやすいものです。
最初に適切なアドバイスを受けることで、その後もスムーズにプログラミングを勉強していけます。
自分に合ったサービスを選ぶことで、効率的に学習できるようにしましょう。
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