ジャカルタ・インドネシアの生活でわかった10のこと。10万で生活可能

Jakarta

ジャカルタで生活を始めて1ヶ月くらい経ったので、生活をしてわかってきたことを色々と書いていきたい。

一般的な日本人の生活とは諸々異なるところがあると思うが、ジャカルタでの生活をイメージしてもらえればと思う。

1つ目:月5万円くらいから生活できる

もちろん諸々の妥協をすることでいくらでも下げられるのだが、日本人として耐えられるレベルの限界は5万円前後ではないかと思う。

内訳としては家賃が3万円程度で、食費が1万円前後、その他の交通費やビザ代などで1万円程度になる。

5万円はギリギリすぎるが、これに+3万円くらいで生活している人は全然いる。

自分の場合もビザなどを含めても7~8万円程度で、10万円を超えることはないと思う。

自分の場合は家賃が3万円で、設備としてはこれくらい。

  • 各部屋に
    • ベッド
    • トイレ
    • シャワー(温水)
    • wifiなどは
  • 共同
    • 冷蔵庫
    • キッチン
  • 付帯サービス
    • 週に2回のランドリー
    • 週に2回清掃(室内、シーツ)

他にも日本人の若者が住んでいたりするので、ここらへんがリミットかなと思う。

水シャワーを許容したり、エアコンを使わなかったりすれば、いくらでも下げられるが、ネット回線や衛生状態などがネックになりそうに思う。

ちなみに、ローカルの人は5,000円~1万円くらいの人も全然いる。

自分の場合は、こちらのサイトで調べて、気になったところは個別で連絡をして見て回った。

英語が通じないところもあるが、だいたい英語ができる人に代わってもらったり何とかなるケースが多い。

食事

ここは別の日本人の人に聞いて驚かれたのだが、基本的には街中の屋台かコンビニで買ってきたカップラーメンを食べている。

ナシゴレン(チャーハン)とミーゴレン(ラーメン的な)などをメインで食べていて、値段は10,000RP~15,000RP(80~120円くらい)が多い。

自分の場合はここにコーラを付けたり、未だに名称のわからないパンケーキのようなお菓子を食べたりするので、だいたい日に300~400円くらいで生活している。

普通に日本食を食べると、吉野家で300円~からなので、1日に最低1,000円前後かかり、そこまで大きく日本と変わらないかもしれない。

飲みも日本と同じように食べて飲むと、3,000~4,000円くらいはかかるので、ここも人によって大きく異なる。

毎日日本食で、週1の飲み会があれば、すぐに5万円くらいにはなる。

移動

距離にもよるが、路線バスのようなものは片道3,500RP(30円)で、バイクタクシーの場合には10分くらいであれば、数十円、30分くらいでも100円いくかいかないか程度になる。

自分の場合には、Go-jekをTopup(チャージのような)しているので、乗車料金が50%引きになるのであまりかからない。

タクシーは乗らないのであまりわからないが、それでも1回200~300円程度で済むかと思う。

2つ目:渋滞は酷い・乗り物が多い

住んでいて最も不便だと思うのが、渋滞で朝の7時~10時くらいと夜の18時~20時くらいは本当にどの道も混んでいる。

間違ってこの時間に移動をしようとすると猛烈に時間がかる。

一度、夕方18時のトランスジャカルタに乗ろうとしたら朝の埼京線並みに混んでいて衝撃を受けたが、基本的に昼の時間以外は非常に時間が無駄になるので動かない方が賢明だ。

夜中の21時でもかなり車・バイクが多いため、道はなかなか歩きにくい。

非常に散歩がしにくく、短い距離でも交通手段を取る人が多い。地下鉄は作っているらしいが、いつできるのかはよくわからない。

3つ目:ネット環境は良い

普段はコスのWifiを使っているが、普通の携帯回線も早さは十分だし、ポケットWifiもジャカルタにおいては速いらしい。

雨のときに遅くなったり、たまに途切れたりというようなことが無いわけではないのだが、基本的にはそこまでの不便を感じない。

他のアジアの国と比べてもここの部分は悪くないと思う。

ちなみに、値段は自分の使っているTELKOMSELで1ヶ月2GBで95,000RP(800円くらい)程度なので、日本に比べると全然良いと思う。

4つ目:人は穏やか

現地の人は穏やかなでのんびりしている人が多い。

言葉が通じなくても親切であまり困らない。真面目な感じでそんなにガツガツしていない印象。

街中でも喧嘩とか揉めている様子はほとんどみない。

コンビニの店員もベトナムや他のアジアの国と比べてものんびりしている。生活をする上では困らないが、ここらへんがイマイチ国が成長しない理由の気がしている。

5つ目:インドネシア語は簡単

僕自身は屋台で使う言葉くらいしかわからないのだが、そもそも文字がアルファベットだったり、ローマ字の発音で大丈夫だったり、語順が適当でも聞き取ってくれたりと他の国に比べても非常に習得しやすいように思う。

実際にこちらに来て半年くらいいる人はかなり喋れる人も多い。ちなみに、英語は街中では日本並みに通じない。

6つ目:割と色々なものが買える

インドネシアは大きなモールも多いし、ECサイトもあるし、Go-jekのデリバリーサービスもあったりするので、なかなか買えないようなものはほとんどない。

日本からもっと持って来ればよかったと思うのは、変換プラグくらい。

ちなみに、ユニクロみたいな服は日本とそこまで値段が変わらないが、ブランドによっては日本で買った方が安いようなものもある。(BIRKENSTOCKのサンダルが1万円で売ってたり)

唯一、買いにくいのはお酒。イスラム教でお酒がNGなので、大きなスーパーでないと売っていない。(コンビニなどでの販売が禁止されている)

冷蔵庫が共用スペースくらいしかないので、僕は面倒なのであまり飲まなくなった。

7つ目:娯楽がない

イスラム圏あるあるなのかわからないが、バングラデシュに行った時も思ったのだが、娯楽はほとんどない。

土日や平日の夜のカップルを見ていても結構公園にいたりする。

後はモールをぶらぶらという感じだが、買い物をしてダベってという感じ。

モール内にゲームセンターくらいはあるが、日本みたいにボーリング・カラオケ・ダーツ・飲みみたいなのはあまり盛んではない。

8つ目:天気が良く変わる

空が暗くなって、雨がいきなり降ってくるようなことが多い。天気予報があまりあてにならないので、空を見て天気を判断する技を覚えた。

雨になると交通量はさらに増えるし、タクシーやバイタクも捕まりにくくなる。バイタクに乗ってるときに雨が降ってきたこともあったが結構泣ける。

9つ目:意外と生活できる

食にこだわりがあったり、日本語を使わないと生きていけなかったり、子供が何人もいたり、潔癖な人には難しいかもしれないが、少し英語が話せて生活の色々な面に妥協ができる人は全然問題なく生活ができるように思う。

実際、同じコスに若手のお笑い芸人の人も住んでいたりする。

僕自身、友達とのやり取りもネットが多かったりするので、そもそも気づかれないことが多い。

今回の件で、割とどこでも生きていけそうな感覚を持つことはできた。

10つ目:本当に必要なものは少ない

もう1つは、渡航にあたり荷物をリュックと機内持ち込み用の手荷物にまとめたのだが、本当に必要なものは自分が思っているよりもはるかに少ないものだと実感した。

個人的には服とデバイス類とお金さえあればほとんど問題がなかった。データ類はほとんどクラウドで済むし、本もKindleでこと足りる。(無いのもあるけど)

お金もクレカがあればキャッシングで生活できる。

健康な体に服・デバイス・お金があれば他の国でも生きていけそうな感じがした。

イギリスに行った時も服は現地で調達したし、一番必要性を感じたのは現地での友達とかで、大切なものを考え直す結果にもなった。

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