年収1000万の人は、労働者のだいたい4%程度です。
25人に1人ですね。学校のクラスに1人や2人くらいの割合です。
割合としてはかなり少ないですし、1,000万円以上稼げる企業も限定されます。
ここでは、1,000万円以上の割合や分布や結婚事情まで見ていきます。
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年収1,000万円の男女の割合・年齢は?
年収1,000万円以上はどれくらい高いか?
年収1,000万円は男性でも女性でもどの年代でも年収は高い方の部類に入ります。
まず、国税庁のデータより計算すると年収1,000万円以上は、
- 男性で6.7%
- 女性で0.9%
- 全体で4.1%
男性の中でも上位7%以内、全体では上位4%程度と超上位層です。
出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成
年収1,000万円の年齢は?20代・30代・40代・50代・60代で高い?
年収1,000万円程度だとすると年齢との関係性はどうなっているのでしょうか。
厚生労働省と国税庁が年齢別の平均年収データを調査しているため、そちらをご紹介します。
厚生労働省のデータ
厚労省のデータに基づいて作成しましたが、どの年代で見てもかなり上位に入ることがわかります。
とくに20代・30代は1%いるかいないかというレベルです。
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | |
800万円 以上 |
0.2 | 2.6 | 8.6 | 13.8 | 5.0 |
900万円 以上 |
0.1 | 1.3 | 4.6 | 8.1 | 3.2 |
1000万円 以上 |
0.0 | 0.7 | 2.3 | 4.2 | 1.9 |
出典:賃金構造基本統計調査をもとに作成
国税庁のデータ
国税庁のデータは、結婚や出産に伴って女性が働き方を変えたもの(パートなど)も含むため、平均が下がる傾向にあります。
全体と比較すると、どの年代でも平均が1,000万円になることはありません。
男性でもっとも高い50代前半よりもかなり高い水準になります。
40代前半 (40~44) |
40代後半 (45~49) |
50代前半 (50~54) |
|
男性 | 563 | 633 | 661 |
女性 | 392 | 299 | 296 |
全体 | 460 | 494 | 504 |
出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成
年収1,000万円の結婚は?モテるのか?
年収1,000万円というと婚活においてもかなりモテそうなイメージがあります。
興味深いデータがあるので、ご紹介します。
20代・30代の年収ごとの婚姻・交際状況
国土交通省で、年収別の婚姻・交際状況のデータがあります。
年収1,000万円までは年収と比例して結婚している人が多いですが、1,000万円以上の場合には減っています。
恋人を作る暇がないくらい忙しいのか、あえて1人に絞る必要がないのかもしれません。
600~ 800万円 |
800~ 1,000万円 |
1,000万円 以上 |
|
既婚 | 35 | 44 | 28 |
未婚 恋人あり |
25 | 28 | 28 |
未婚 恋人なし |
29 | 18 | 42 |
未婚 交際経験 なし |
11 | 10 | 2 |
出典:国土交通省 国土交通白書
年収1,000万円の仕事・年収を増やす方法
年収1000万円から収入をさらに増やすにはどうすればいいのでしょうか?
資産運用で増やす
一定の貯蓄があるのであれば、お金でお金を儲ける方法もあります。
自分で株式の取引を行う場合には、DMMや楽天証券で口座を開いておきましょう。
自分で株式はちょっと、という方は、投資信託などもありです。
三井住友アセットマネジメントの投資信託やウェルスナビのロボットアドバイザーは、ほとんど手間がかかりません。
転職して年収を上げる
転職はやり方さえ間違えなければ、年収を上げるだけではなく、より充実した仕事に取り組める可能性があります。
とくに、年収1,000万円を超えている方は応募できる求人が大きく変わるチャンスです。
2つのポイントを押さえると、成功確率が大幅に上がります。
在職中に転職活動をする
よくある失敗のパターンがいきなり会社を退職してしまうことです。
僕も経験がありますが、退職すると経済的にも精神的にも不安定な状態になります。
転職はうまくいけばすぐに決まりますが、予想以上に時間がかかることもあります。
焦って決めないようにしましょう。
ハイクラス向けの転職サービスを使う
年収1,000万円以上の人はハイクラス向けの転職サービスを活用しましょう。
それは活用できるサービスがこのレンジから変わってくるからです。
転職をしたことがある人もない人もリクナビNEXTやマイナビは聞いたことがあると思います。
こうしたサイトは万人向けの転職サイトなので、求人も玉石混交です。
企業からスカウトが来ても、一斉送信のコピペのようなものもあります。
具体的には、JACリクルートメント、ビズリーチ、CAREERCARVERなどです。
検索できる求人の質もスカウトで来る求人もまったく違います。
年収1,500万円以上といった求人もあります。
ベンチャー企業の経営陣のポジションや外資大手企業の求人なども来ます。
ぜひこの年収帯の人はぜひ登録しておきましょう。
JACリクルートメント
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 求人の質も年収も高い
- アドバイザーは優秀
JACリクルートメントは大手ですが、ハイクラス求人や海外求人に強いです。
求人の質は非常に良く、総合系の中では抜きん出ていています。
また、アドバイザーも優秀で、サポートの評判もいいです。
一度、登録しておくと継続的に求人が紹介されるので、ハイクラス案件を狙う人は必ず登録しておきたいエージェントです。
転職エージェントに相談する
もう1つは転職エージェントを活用することです。
求人のレベルが上がると、このような理由から難易度が上がります。
- 非公開求人が増える
- マッチングがしにくくなる
- 選考もシビアになる
「うちの会社で副社長を募集します!」という求人広告を見たことないですよね?
ポジションが上がると表に出せない情報が増えます。
専門性も上がるので、自分にぴったり合う求人も少ないです。
選考もある程度のポジションであれば、企業側も力を入れてチェックします。
このすべてで、あなたの成功をバックアップしてくれるのが転職エージェントです。
彼らは非公開求人を扱い、あなたに合った求人を探し、受かるためのアドバイスもしてくれます。
転職エージェントの人は、毎日のように新しい人と会い、転職のアドバイスをしています。
せいぜい数回しか転職を経験しない人からすると、彼らは力強い戦力です。
ハイクラス案件にも強い転職エージェントを紹介するので、ぜひ相談しましょう。
重要なのは、実際にレジュメを登録したり、転職エージェントに会ったりして動いてみることです。
転職は年齢との勝負で30歳・35歳・40歳とタイミングによって選択肢の数が大きく変わります。
感覚的にはそれぞれのタイミングで、半分ずつになっていくイメージです。
転職を考えている人は少しでも早めに動くようにしましょう。
リクルートエージェント
公式サイト:https://www.r-agent.com/
- 国内最大級、10万件超えの求人数
- 転職実績も国内最大水準
- 担当アドバイザーが優秀
リクルートエージェントは間違いのないエージェントの1つです。
求人数は国内最高水準で、実際に転職している人数も最高レベルです。
土日も面談対応していますし、エージェントの人も優秀で、話が早いです。
どんな人でも登録してまず間違いないエージェントです。
普段から市場価値を意識する
とりあえず、自分の適正年収を知りたいという方はMIIDASというサービスがあります。
診断するとこのように、あなたに合った実際の求人や想定年収が表示されます。
そのまま、応募ができたり、企業から連絡が来たりします。こちらもどうぞ。
副業で増やす
本業の忙しさや業務の内容にもよりますが、副業で稼ぐという選択肢もあります。
営業や経理、事務などは難易度が高いですが、エンジニアやデザイナー、Webマーケティングなどはやりやすいです。
別記事でも説明しているので、どうぞ。
さらに知っておきたいこと
ここでは、年収1,000万円の割合や分布について見てきました。ほかにも年収1,000万円の関連コンテンツがあります。
お金だけが重要なわけではありませんが、少し収入が増えるだけで、キャリアの選択肢は格段に増えます。
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