SEOの内部対策!ディスクリプション・タグ・キーワードにライティング

SEO対策の中で自社で対策が完結するものを内部対策といいます。

Googleがかなり優秀になったので、Wordpressや一般的なブログサービスを使っていればそこまで意識することはありません。

ただ、その中でも重要度が高いタイトルや見出しタグ、キーワード、ディスクリプションなどについて解説します。

ここでは、内部対策を以下の2つを分けて説明します。とくに前半が重要です。

  • タイトルタグや見出しなど、コンテンツに関わるものと(重要・初心者も)
  • URLの正規化やサイトマップなどGoogleがクロールしやすくするために必要なもの(やや玄人)

コンテンツに関わる内部対策

コンテンツの重要性

SEO対策では、内部対策と外部対策があります。外部対策は簡単にいうと、ほかのサイトから自分のサイトへのリンクです。

自作自演のリンクなどは禁止されていて、ペナルティを受ける可能性があるので、基本的にはいいコンテンツを作って、リンクを張ってもらうのが重要です。

内部対策もユーザーに関わるものと、ユーザーに関わらないものがありますが、前者のほうが重要です。

以前は、Googleにいろいろな方法でサイトの情報を提供しないとGoogleがうまくサイトを評価できませんでしたが、今はよくなったので意識する必要が減りました。

重要なものとそうでないもの

主観もかなり入りますが、SEO対策の中でも重要なものとそうでもないものがありますので、それを見ていきます。

超重要:タイトル、本文
重要:見出しタグ(h1, h2, h3, h4…)、内部リンク、カテゴリー、パンくず
普通:meta-description、meta-keywords、画像のaltタグ、引用タグ

超重要なのはタイトルと本文です。思ったよりもアクセスが上がらない、思っていたキーワードで検索順位が上がらないということがあれば、まず最初に変えることを考えます。

次に重要なのは見出しタグです。h1は基本的にタイトルに設定しますし、h1を複数セットするのも問題です。見出しは基本的にはh2,h3で対応します。

最後に、内部対策として触れられているものの、そこまで重要ではない要素があります。このそれぞれを見ていきます。

超重要:タイトル

  • タイトルは検索順位と検索でのクリック率に大きく影響する
  • もっとも重要なキーワードは必ずタイトルに入れる
  • 可能であれば32文字以内
  • 1~2週間程度で狙ったキーワードで上がらなければ変更する
  • 数字を使ったり、煽ったりして差別化する

タイトルはとくに重要なので別記事でも説明しています。

参考:【事例あり】2018年もSEOタイトルは重要!タイトル文字数にキーワードまで

超重要:本文

本文ももちろん、重要です。

  • 検索意図に沿ったものにする
  • 構造化してわかりやすくする
  • 自分なりの体験、書籍などのリサーチ、図、表、ツールなどで差別化する
  • 変わったデザイン、方言、キャラクターなど万人向きでないものは不要
  • 誤字脱字や難しい言葉、漢字の多用には注意

重要:見出し

  • h2,h3に重要なキーワード、やや重要なキーワードを入れる
  • h2 > h3 > h4と順番に構造化する
  • 違うものは分けて、同じものはわけない
  • 小さなタイトルと考える

重要:内部リンク

外部サイトからのリンクを外部リンク、サイト内部のリンクを内部リンクといいます。ページ内で特定の見出しなどに移動するリンクも内部リンクの一種です。

関連する記事や関連箇所にユーザーが移動できるというユーザーの利便性だけでなく、Googleもリンクをたどりやすくなります。

  • 記事中に関連記事のリンクを張る
  • (必要があれば、)記事内でリンクを張る

重要:カテゴリー、パンくず

カテゴリーやパンくずも内部リンク同様にユーザーの便益だけでなく、検索エンジンにとっても重要です。

  • カテゴリーはわかりやすくする
  • カテゴリーの階層を深くしすぎない(最高でも3つ)
  • パンくずは設定する(直接書いてもプラグインでもOK)

普通:ディスクリプション

検索画面でタイトルの下に表示される文字です。いろいろなサイトでしっかり対応しましょうと書かれていますが、個人的には優先順位が低いと思っています。

もし本当に記事数が少ないサイトで、タイトルや見出しの最適化も完璧ですという場合にはいいかもしれませんが、それ以外のケースではまずタイトルや見出しを改善したほうがいいです。

理由としては、直接的に検索順位に関係ない、ほとんどの人が読まない、Googleが勝手に変えてくれる、多少手間がかかるからです。

ここを頑張って工夫する時間があったら、より重要度が高いところを定期的に見直して変更するほうがアクセスが上がるのではないかというのが僕の考えです。

それでもやりたいという方はキーワードが検索結果で太字になるので、自然な形でキーワードを入れておきましょう。

  • メインのキーワードを入れておく
  • 周辺キーワードも入れておく

普通:キーワード

meta-keywordsは検索順位に使われていないとGoogle公式で言われています。

更新されていない昔のサイトなどで、設定しようと書かれているものもありますが、現在は不要です。

普通:画像のaltタグ

画像のaltタグはもともと画像が表示されないときに何の画像かがわかるようにするものですが、ここもGoogleに画像の内容がわかるように伝えるものです。

これも重要度がさほど高くないというより、重要度や改善の結果もわかりにくこともあり、あまり重視されません。

  • メインのキーワードも入れておく
  • 画像の内容を説明するものにする
  • 無理に長くしすぎない

WordPressでは代替テキストという部分です。タイトルはさらに重要度が低いですが、自分は代替テキストと同じものを入れています。

普通:引用タグ

どこの部分が引用し他情報かをしっかりと伝えるものです。

最近は引用を中心としたコンテンツも減りましたが、キュレーションメディア全盛のころは、引用部分がわかりにくいものもあり、ペナルティの恐れがありました。

引用する場合には、<blockquote>のタグを使いましょう。どこのサービスでもだいたい標準で用意されています。

たまに、cssの装飾用に使っていることがありますが、間違った情報をGoogleに伝えることになるので、避けましょう。

画像のaltタグはもともと画像が表示されないときに何の画像かがわかるようにするものですが、ここもGoogleに画像の内容がわかるように伝えるものです。(出典:キャリアの教室

そのほかにも

内部対策と呼ぶのかわかりませんが、モバイル対応やページの表示の速さ(遅すぎるとマイナス)なども重要性を増しています。

タグだけではなく全体的なUI/UXをよくしていかないと、ユーザーにもGoogleにも評価されなくなっていきそうです。

Googleがクロールしやすくなるもの

ここまで見てきたものは、コンテンツに関係があり、ユーザーにも関係があるものです。

ここからは、Googleに自分のサイトのページを評価してもらいやすくする方法を見ていきます。

クロールとクローラー

Googleではクローラーというプログラムを使い、web上のあらゆるページを見に行き(クロール)、データベースに登録します。(インデックス)

インデックスされていないページはそもそもGoogleで表示されません。一方で重要なのは、何回もクロールされたからといって、順位が上がるわけではないということです。

あまり重要ではなくなってきている

Googleがどんどん優秀になるとともに、クロールも改善されていきます。また、周りのブログサービスやWordpressなどのCMS(コンテンツ管理システム)もGoogleに最適化していきます。

要は、既存のものを使う場合にはほとんど意識する必要はないということです。(新規で立ち上げる場合には注意が必要)

WordPressであれば、間違ったテーマを選ばなければとくに対応は必要ありません。

参考:【厳選3つ】シンプル・SEOに強い・おすすめ無料・有料WPテーマ

辻さんという非常にSEOに詳しい人が書いた記事です。よろしければ、こちらもどうぞ。

参考(外部サイト):SEOに最適なブログとは?私がWordPressからはてなブログに移転してきた理由

ここからは具体的な施策を見ていきます。

Fetch as Google

新しいページを作成したときにすぐにインデックスに登録したいときは、Search Console内のFetch as Googleという機能を使います。

これによってすぐにクローラーがそのページをインデックスしてくれます。とくにサイトを作りたてのタイミングでは、対応するとスピードが変わります。

サイトマップ

サイトのページが多い場合や階層が深い場合には、サイトマップを送信したほうが、グーグルにページを見つけてもらいやすくなります。

使っているサービスによって簡単に利用する方法が違います。Wordpressの場合には、All in One SEO PackというSEO対策のツールがあり、この中にサイトマップ送信のツールも含まれています。

URLの正規化する

これも既存のサービスを使っていれば、勝手に対応してくれることが多いです。まれに同じページを違うurlで表示されていることがあります。

たとえば、このようなものです。このようなものはどれかに統一します。このサイトの場合には、すべて https://mohipeasuke.com に統一しています。

  • http://mohipeasuke.com
  • http://www.mohipeasuke.com
  • http://mohipeasuke.com/index.html
  • http://mohipeasuke.com/index.php
  • https://mohipeasuke.com
  • https://www.mohipeasuke.com

ページネーション

ページ送りのことで、よく記事の下に次のページ、前のページなどとあったり、ページ1、ページ2と順番に並んでいるあれのことです。

ユーザーにとっても便利ですが、Googleがクロールしやすくするものです。ページ1のクロール⇒ページ2のクロールなどと順番にクロールしていきます。

人間であれば、どのページが次のページ、前のページかは見ればわかりますがロボットだと難しいので、タグが用意されています。

下の例だとこんな感じです。prev nextという部分がrelation(関係性)がprevious(前の)とnext(次の)を表しています。

ですが、これをデフォルトのテーマから変えていません。一般的なWordpressテーマであれば、大抵は実装されているかと思います。

<link rel=’prev’ title=’営業職で年収・給料を上げる3つの方法と営業のキャリアパスの注意点’ href=’https://mohipeasuke.com/archives/3844′ />
<link rel=’next’ title=’営業を辞めたいあなたへ。辞めてよかったこと・想定外だったこと’ href=’https://mohipeasuke.com/archives/3893′ />

no indexを使う

インデックスをしてほしいページとしてほしくないページを分けるのも有効です。

WordPressの場合には、デフォルトで生成されるページが多いです。たとえば、カテゴリーページ、タグのページ、著者のページ、メディアのページなどです。

好みもありますが、自分の場合にはカテゴリーのページ以外はno indexに入れています。

さらに知っておきたいこと

この記事では内部対策に関して見ていきましたが、SEO対策の全体像を別記事でも説明しています。

ペルソナ設定からSEOの進め方までかなり詳しく説明しています。こちらも合わせてどうぞ。

参考:【2万字】SEO対策の方法とは?検索順位チェック・ツール・キーワードも

SEOの内部対策!ディスクリプション・タグ・キーワードにライティング” への2件のフィードバック

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