30代の転職は即戦力として期待されます。
同じ30代でも35歳以前はポテンシャルも評価されますが、35歳以降は実績・経験・スキルで判断されます。
この30代の転職を成功させるうえで活用したい転職サイトや転職のコツをここでご紹介します。
「とにかく具体的なサービスを早く知りたい」という方は目次からどうぞ。
目次
30代おすすめの転職サイトランキング
万人向け | 女性向け |
ハイクラス 年収600万円以上 |
経歴に 自信なし |
スカウト型 | 企業研究 |
万人向けの転職サイトランキング
1位:doda
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、求人・サポートともに非常に高いレベルです。
求人数は10万件以上と国内でも最大級の量を誇ります。
自分にマッチする求人の紹介はもちろん、重要な選考書類の書き方のサポートなども充実しています。
dodaはスカウトの数が多かったり、自分で求人を調べる転職サイト的にも使えたりします。
積極的に転職したい人にマッチしています。
2位:リクナビNEXT
- 大手から中小まで求人の質・量ともに圧倒的
- 自分で探すだけでなく、スカウトにも期待できる
- 転職者で使っている人が多い
リクナビNEXTは総合型の転職サイトとして、圧倒的に強いサイトです。
求人数が多く、地方やマイナーな職種に関しても対応しています。
履歴書や職務経歴書の作成に関してツールも用意されています。
経歴を登録しておくと、スカウトもかなり来るので、活用しましょう。
3位:パソナキャリア
- サポートが評判になるレベル
- はじめての転職、女性の転職にも強い
- ほかでは不利になる人でも大丈夫
パソナキャリアは大手の中でもサポートが抜群にいいです。
パソナキャリアは創業時からはじめての転職や女性の転職支援に力を入れています。
あらゆる人に手厚いサポートを提供しているということです。
求人数が多い中で、サポート体制が優れているという万人に勧められるエージェントです。
女性向けの転職サイトランキング
1位:パソナキャリア
- サポートが評判になるレベル
- はじめての転職、女性の転職にも強い
- ほかでは不利になる人でも大丈夫
パソナキャリアは大手の中でもサポートが抜群にいいです。
パソナキャリアは創業時からはじめての転職や女性の転職支援に力を入れています。
あらゆる人に手厚いサポートを提供しているということです。
求人数が多い中で、サポート体制が優れているという万人に勧められるエージェントです。
2位:type女性の転職Agent
- 女性専用の転職エージェント
- キャリアアドバイザーは大半が女性
- 女性にポジティブな求人が多い
やはり女性専用の転職サービスの方が安心という方もいるかと思います。
type女性の転職agentは@typeという転職サービスを運営している会社の女性専用エージェントです。
求人件数は転職超大手と比べると、やや少ないという面はあるでしょう。
ただ、女性専用サービスなので、ここでの求人はすべて女性がターゲットになることもあります。
サイトを見てもらえばわかりますが、キャリアアドバイザーも大半が女性になっています。
相当女性に力を入れていることがわかります。
また、type転職エージェント自体も丁寧なサポートに定評があります。
やっぱり女性専用が安心という方はぜひ活用しましょう。
3位:doda
- 求人件数が10万以上で、国内最大級
- 書類の選考サポートもばっちり
- 主体的に探すのにも使えるサービス
dodaはバランスがよく、求人・サポートともに非常に高いレベルです。
求人数は10万件以上と国内でも最大級の量を誇ります。
自分にマッチする求人の紹介はもちろん、重要な選考書類の書き方のサポートなども充実しています。
dodaはスカウトの数が多かったり、自分で求人を調べる転職サイト的にも使えたりします。
積極的に転職したい人にマッチしています。
ハイクラスの転職サイトランキング
1位:JACリクルートメント
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 求人の質も高いが、求職者の質も見られる
- アドバイザーは優秀だが、サポートは人による
JACリクルートメントは大手ですが、ハイクラス求人や海外求人に強いです。
求人の質もよく、アドバイザーもそれに見合う高い水準です。
来た人はどんな人でもサポートというより、相手次第でサポートも変わります。
年収は最低でも500万円程度は欲しいところです。
ハイクラス案件を狙いたい人はぜひ登録しておきたいエージェントです。
2位:ビズリーチ
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 転職サイトにも転職エージェントにも使える
- 年収600万円が最低ライン
年収600万円以上という人はビズリーチを強くおすすめします。
厳密にいうと、ビズリーチ自体は転職サイトですが、転職エージェントとしても使えます。
年収1,000万円以上の案件も多数あり、ほかのサイトとは求人の質が違います。
経歴を登録しておけば、エージェントからの連絡(スカウト)もたくさん来ます。
大手というよりも中小エージェントを含めて、多数の求人が紹介されるので有益です。
条件がやや厳しいですが、文句なしにおすすめです。
3位:キャリアカーバー
- ハイクラス案件に強い
- 複数の転職エージェントとして使える
- 年収600万円が最低ライン
キャリアカーバーもビズリーチに近い使い方ができます。
職務経歴を登録しておけば、エージェントから連絡が来ます。
反応はビズリーチの方がいいですが、登録しておいて損はありません。
ビズリーチと併用して、スカウトをチェックする使い方がいいでしょう。
経歴に自信がない人の転職サイトランキング
1位:ワークポート
- WEB・ITに強いが、総合求人にも対応
- 求人紹介はたくさんある
- 選考サポートは基本的にドライ
ワークポートはもともとIT専門でしたが、今は総合的に案件を紹介しています。
未経験転職にも強く、既卒・第二新卒のサポートにも対応しています。
サポートは選考対策というよりも、求人紹介をしっかりしてもらえるようです。
IT系に興味がある人や自分の経歴・学歴に自信がない人は必ず登録したい転職エージェントです。
2位:アイデムスマートエージェント
- 既卒者・第二新卒者に強い
- 求人数はそこまで多くない
- 経験の少ない人でもしっかりサポート
アイデムスマートエージェントは、経歴に自信がない人におすすめのエージェントです。
未経験の人でもしっかりサポートすることで、転職が成功するようにしています。
事務的ではないサポートがいい一方で、求人数の少なさは転職サイトなども併用してカバーしましょう。
3位:東京しごとセンター
- 都内限定(都内求人を探していれば、他県OK)
- 30代のどんな人でもサポートしてもらえる
- 担当者の当たり外れはある
東京しごとセンターという東京都から委託を受けて、おもに転職エージェントが運営している事業です。
もっともいいところは、誰でもサポートされるということです。
たとえば、アルバイトのみで正社員経験がない30代の人は、ほとんどの転職エージェントでは厳しいです。
そうした人も社会人に必要な能力から学ぶことができます。
ハローワークと違い、転職エージェントのノウハウが入っています。
担当者による当たり外れはありますが、総合的にはおすすめできます。
スカウト型の転職サイトランキング
1位:MIIDAS
- 自分の市場価値がわかる
- 自分にマッチする求人や面接確定求人がわかる
- 経歴を見た企業からスカウトが来る
MIIDASという自分の市場価値を調べられるサービスがあります。
上の画像は自分で実際に使ってみたときのキャプチャです。
このように、自分の期待年収や自分が入力した条件にマッチした求人の数が表示されます。
さらに、面接が確定している求人や自分の登録情報を見た採用担当者からのスカウトも来ます。
登録しておくだけで、たくさんの求人が提案されます。
まずはじめに登録しておいて、気になるものは応募するような使い方がおすすめです。
2位:ビズリーチ
- ハイクラス案件、海外案件に強い
- 転職サイトにも転職エージェントにも使える
- 年収600万円が最低ライン
年収600万円以上という人はビズリーチを強くおすすめします。
年収1,000万円以上の案件も多数あり、ほかのサイトとは求人の質が違います。
経歴を登録しておけば、エージェントからの連絡(スカウト)もたくさん来ます。
大手というよりも中小エージェントを含めて、多数の求人が紹介されるので有益です。
条件がやや厳しいですが、文句なしにおすすめです。
3位:人材バンク
- 転職エージェントからスカウトが来る
- 20代~40代前半の人が多い
- 希望にマッチした案件が届く
人材バンクネットは登録しておくと、スカウト型のサービスです。
エージェントから直接のスカウトが来たり、マッチした求人が紹介されたりします。
大手以外の小規模なエージェントからの求人案件もチェックできるのがポイントです。
こちらもスカウト型としてはぜひ登録しておきたいものです。
企業研究に使える転職サイトランキング
1位:Vorkers
- 口コミ数が多い
- 求人が探せる
- UIがシンプルでわかりやすい
Vorkersは口コミサイトの中でも有名で、アクセスも口コミ数も多いです。
シンプルで使いやすいのでおすすめです。
口コミを投稿することで、無料で見れます。
2位:転職会議
- 口コミ数が多い
- 求人情報が多い
- 年収情報もしっかり載っている
転職会議も口コミサイトとして有名です。
口コミも多いですが、求人情報も多くなっています。
年収や勤務時間に関しても詳細が載っているので、待遇の実態がわかりやすいです。
3位:カイシャの評判
- 大手のエン・ジャパンが運営
- アクセスと口コミが多い
- 年収など待遇情報が多い
カイシャの評判は転職サイトやエージェントも提供する大手のエン・ジャパンが運営しています。
転職サイトらしく、給料や勤務時間、福利厚生などの待遇面が詳しく紹介されています。
30代転職で知っておきたい3つのこと
1.ポテンシャル評価は35歳まで
上の例は、順調にスキルを獲得した例です。
このように、35歳までにポテンシャルはどんどん下がり、そこから先は自分の持つ能力・経験・実績などの専門性だけで評価されます。
選考対策や面接対策も大事ですが、もともとの地力がないと厳しくなるともいえます。
働きながら、少しでも能力・経験・実績を積み上げていくのが大事です。
2.即戦力としての期待される
中途採用は、即戦力として期待されます。
30代前半は工夫次第で、未経験転職の可能性もまだあります。
ただ、35歳を過ぎると、すぐに活躍できるような過去の実績・経験・スキルがあることは最低条件です。
自分の職場に35歳で完全な未経験者が入ってくることはあまりないですよね?
さらに会社によっては、マネジメント経験やより高い専門性を求めることもあります。
単純な経験者であれば、20代の人でもいいでしょう。
それを上回る何かが期待されるのが30代です。
3.マッチングが難しくなる
年齢が上がるほど、ポテンシャルではなく専門性で判断されます。
そのため、自分とマッチする求人の数が一気に減っていきます。
マッチングが難しい理由
- 年齢が上がるほど企業側の要求するスキルが上がる
- 給料や役職などの求職者側の要求する条件も上がる
- 専門的な仕事やマネジメント職など、ポジションの絶対数が減っていく
あなたに合っていない求人ではあっさり落とされます。
「前の転職では、大丈夫だった」という人が30代の転職で苦労するケースは珍しくありません。
それなりの経歴の人でも転職は難しくなります。
ある程度の数を受けることや選択肢を広げることも検討しましょう。
転職サイト・サービスの活用方法
転職のステップは大きく、4つにわかれます。
- 自己分析をする
- 自分に合った求人を探す
- 選考を受ける
- 内定をもらう・交渉をする
自己分析、求人探しや選考対策、給与交渉などをそれぞれ、サポートしてくれるサービス活用が重要になります。
自己分析
退職理由や自分にとって働くうえで重要な要素を考えていくのが基本です。
業務内容、待遇、人間関係、労働環境など人によって大事なものは異なります。
自己分析は自力で進めてもいいですが、いくつか使えるツールがあります。
自己分析ツール
無料のものとしては、グッドポイント診断というあなたの強みを教えてくれるものがあります。
ほかにもストレングス・ファインダーという有名なツールがあります。
これは有料ですが、さあ、才能(じぶん)に目覚めようなどの書籍を購入すると、ついてくるコードであなたの5つの強みを教えてくれます。
本も使える
自己分析に関しては本もいろいろとあります。
読んでよかった本はこちらです。
賛否はありますが、絶対内定などもワークを選べば有効かと思います。
求人探し
30代になると、求人探しも工夫していく必要があります。
リクナビNEXTやマイナビ転職などの転職サイトはもちろん活用しましょう。
求人数が多いので、あらゆる求人をチェックできて効率的です。
ほかにも活用できるサービスが多数あります。
スカウト系のサービス
自分から探す方法だけでなく、登録しておいて連絡を待つ方法もあります。
転職のはじめに登録しておいて、気になる求人をチェックするのがおすすめです。
- Facebookで登録できで、求人がレコメンドされるSwitch
- 自分の市場価値がわかり、スカウトも送られるMIIDAS(ミイダス)
ハイクラス求人サイトを使う
年収600万円以上の人は必ず登録しておきたいサイトが、ビズリーチとキャリアカーバーです。
自分の経歴を登録しておくだけで、スカウトが来ますし、高年収の求人を探すこともできます。
一般的な転職サイトにはない求人も多く、スカウトの質もいいです。
転職エージェントの提案
30代にもなると、転職エージェントが非常に有効です。
ポテンシャルよりも実務経験になるため、合わないところはいくつ受けても落ちます。
プロに自分にマッチした求人を探してもらう方がいいです。
また、あなたが自分で気づいていないような仕事の提案もあるのがメリットです。
dodaやパソナキャリアやなどの転職エージェントもぜひ活用しましょう。
選考対策
選考対策に有効なツールは限られています。
書類対策
履歴書や職務経歴書は本やコンテンツも多数あります。
こちらのサイト内でもコンテンツを用意しています。
選考書類は重要にもかかわらず、ちゃんと書けていない人が多いです。
仕事ができる人でも、転職書類に関しては慣れていないこともあり、うまくアピールできていない例は少なくありません。
20代の転職とは違い、30代では書類でも落とされやすいです。
dodaやリクルートエージェントなどの転職エージェントにチェックしてもらうことをおすすめします。
面接対策
面接対策は非常に重要です。
どれだけ実務経験があっても、面接で伝えられないと仕事ができない人だとみなされてしまいます。
たとえば、このようなものはかなり典型的な質問ですが、うまく答えられない人もいます。
- なぜ退職したのか・転職を考えたのか?
- 志望動機は? なぜ他の会社ではないのか?
- 自己PR
退職理由⇒志望動機⇒自己PRをちゃんと説明できるだけでも印象はまったく違います。
ちょっとした対策でかなりよくなりますので、可能なら実践練習もしましょう。
このプロセスを軽視している人は多く、かなりもったいないです。
こちらもdodaやパソナキャリアなどの転職エージェントの人に対策してもらうのがおすすめです。
サイト内にもコンテンツがあります。
給与交渉
あらゆる転職のプロセスの中でもかなり難しい部分です。
自分の希望をしっかり伝えながらも、印象を悪くしないというのは高等テクニックです。
こちらも転職エージェント経由で伝えるほうが、かなり楽でしょう。
さらに知っておきたいこと
転職は人生に大きく影響を与える重要なイベントの1つです。
30代の転職は過去の経験をベースにして、将来のことも考えなくてはいけない時期です。
20代ほど簡単ではありませんが、40代ほど厳しくはないという絶妙な時期です。
しっかりと考えをもって、慎重に転職を考えましょう。
ほかにもキャリアや30代に関するコンテンツがあります。こちらも合わせてどうぞ。