リゾートバイトって1週間でもできるの?
1週間でも2週間でもできるよ。ただ、注意点は押さえたいね。
リゾートバイトは、リゾート地に行って行う仕事です。
一般的には2~3ヶ月の期間ですが、1週間や2週間の短期求人もあります。
観光もできて、お金を稼げるというメリットはありますが、短期ならではの注意点もあります。
ここでは、1週間~2週間のリゾートバイトで気をつけたいことについてご紹介します。
目次
1週間・2週間は短い?
一般的には、リゾートバイトは2~3ヶ月程度が標準的な期間となっています。
ちょうど1ヶ月というものもありますが、1ヶ月を切るものは相当短いほうです。
多くの人は2ヶ月前後のものを経験しているので、少し違った体験になることを理解したほうがいいでしょう。
ここから、とくに注意したい点について見ていきます。
1.求人探しが厳しい
求人数が少ない
大きな違いの1つは求人数です。
採用側の立場で考えるとわかりますが、たった1週間しかいない人に、
- 仕事を教えて
- 給料を払って
- 交通費を払って
- 部屋を用意する
というコストはなかなか大きいです。
そのため、ほとんどの仕事ではこうしたコストを回収して戦力になる前提で、2~3ヶ月くらいの期間を設定しています。
具体的な数を紹介すると主要な派遣会社で以下のようになっています。
主要4社の全求人数・短期求人数
サービス | 求人数 | 1ヶ月 以内 |
1週間 以内 |
アルファ リゾート |
1,883 | 4 | 不明 |
はたらく どっとこむ |
1,780 | 235 | 20 |
リゾバ.com | 2,404 | 551 | 186 |
リゾート バイト.com |
1,407 | 60 | 不明 |
1ヶ月以内の求人が非常に少なく、1週間以内の求人はさらに少ないことがわかるかと思います。
手間がかかるので、あまり積極的に扱っていない会社も多いです。
短期求人は人気がある
短期求人のもう1つのポイントは人気があることです。
たとえば、高校生や大学生などが休みのときに働くことができます。
単純に3ヶ月働ける人と2週間だけ働ける人だと母数は後者の方が大きくなります。
つまり、求人数が少ない割に人が殺到するので、
- なかなか希望の求人が見つかりにくい
- 条件が悪くなる
といったことが起きやすい点も理解しておいた方がいいです。
2.仕事の内容は念入りに確認する
それでも短期で採用する仕事
雇用側としては、厳しい条件にもかかわらず、1週間~2週間のために採用するのはなぜなのでしょうか。
いくつか考えられます。
- スポットで人員が必要な仕事
- 学習がさほど必要のなく、誰にでもできる仕事
- 長期では募集が集まらない不人気な仕事
最初の2つであれば問題ありませんが、もしかしたら不人気な仕事の可能性もあります。
人気の勤務地ではなかったり、待遇がよくなかったりして人が集まりにくいのかもしれません。
そのような求人を避けるように工夫する必要があります。
事前に確認する方法
慣れていない人からすると、そもそもどういった内容を確認するのかがわからないと思います。
そこで、一般的に問題になりがちなことに関して、チェックリストを作成しました。
すべてを質問する必要はありませんが、とくに気になることはぜひ確認しましょう。
- 業務内容は過度に辛くないか?
- 職場の雰囲気はどうか?
- シフトに関して調整は効くか?休みはあるか?
- 寮はきれいか?Wifiは使えるか?
- 周りにどのような施設があるか?
- 食事は何が提供されるか?味はどうか?
- 社員と派遣の人数や割合は働いているか?
- 実際に働いていた人・働いている人の評判はどうか?
- 契約期間を完了した人や延長した人はどの程度いるのか?
1週間~2週間であれば耐えられるかもしれませんが、事前に防げるものは防げましょう。
長期で働く人であっても、職場環境や住環境に耐えきれずに1週間以内で辞めてしまうこともあります。
これ以上ないというくらい念入りに確認しましょう。
3.ギャップがないようにする
リゾートバイトは、サイトのページもきれいで、楽しそうで、事前の期待値が上がりやすいです。
そのために、行く前と行った後でのギャップが生まれやすくなっています。
たとえば、口コミを含めて出回っているものは、一般的に長期のものです。
- その後も付き合う友人ができた
- 休日に観光ができた
- がっつり稼げた
- 仕事に慣れた
こうしたものは、1~2週間程度ではなかなか難しいこともあります。
アルバイトの経験がある人であれば、最初の1~2週間は人の名前を覚えたり、仕事を覚えたりして、大変なことはわかるかと思います。
これは短期だけではなく長期でも起こりがちです。
一緒の人とそこまで仲良くなれなかったり、仕事ばかりで観光する暇がなかったり、逆にあまりにシフトに入れなかったりすることもあります。
行く前に期待値を上げすぎないようにしましょう。
交通費は上限がある
2~3ヶ月のリゾートバイトの場合には、交通費は上限が4万円で実費を支給するといった形になっています。
短期の場合には、交通費を満額だすとアルバイト代と変わらない金額になることもあります。
そこで、多くの場合は短期での交通費上限が決まっています。
ここは勤務先によっても異なりますが、1ヶ月で5,000円といった決められ方をしている場合もあります。
1週間、2週間といった場合には、派遣先によってはほとんど出ないこともあるでしょう。
4.派遣会社の活用方法が大事
リゾートバイトでは適切な仕事選びと事前の確認が重要です。
事前の確認は上で紹介したとおりですが、仕事選びは派遣会社選びがすべてです。
派遣会社の利用が基本
基本的にはリゾートバイトは派遣会社を通して、働きます。
派遣会社を通すとトラブルになったときに対応してもらえたり、待遇がよくなったりします。
ここまで見た通り、長期求人が基本なので、短期求人を扱う会社は少ないです。
短期のリゾートバイトはシンプルに二択です。
はたらくどっとこむはサポートの評判がいいのですが、1週間以内となるとさすがに求人が限られます。
確実に見つけたい場合には、リゾバ.comの方が見つかりやすいでしょう。
もちろん、両方に相談しても大丈夫です。
ゴールデンウィークや年末年始、お盆などは短期でも求人が探しやすいですが、それ以外になるとさらに厳しいです。
選択肢を増やして自分に一番合った会社を選びましょう。
リゾバ.com:https://www.rizoba.com/
はたらくどっとこむ:https://hataraku.com/
できるだけ早く相談する
一般的にリゾートバイトは1ヶ月前に相談すれば、十分すぎるくらいです。
ただ、短期は数が限られるので、いい仕事を押さえるためにも早めに相談しましょう。
さらに知っておきたいこと
ここでは、1週間~2週間の短期リゾートバイトに関する注意点を見てきました。
リゾートバイトは楽しいイメージがある分、働いてからのギャップも生まれやすいです。
正しい会社を選んで、情報収集をすればほとんどの失敗は防げます。