【図解】転職に失敗とき、どうする?すぐ辞める?出戻り?3つの選択肢と考え方

転職 失敗

転職をすれば、誰しも自分が想像していたことと、違うというギャップは少なからずあるでしょう。

いいギャップも悪いギャップもありますが、自分が転職を決めた理由とまったく実態が異なっていたということもあるかもしれません。

実は僕は転職に失敗して、3ヶ月で再転職したことがあります。

そのときは若かったり、その前の職場である程度の期間を働いていたりということがあり、どうにかなりました。

だからみなさんもすぐに退職しましょうという話ではありません。

転職の意思決定で考慮すべきことや選択肢について見ていきます。

絶対に知っておく5つのこと

1.転職を重ねるほど不利になる

日本では、転職回数が増えるほど転職は不利になりやすいです。

年齢との関連もありますが、以下のイメージでどんどん厳しくなる面があります。

転職回数の転職への影響

  • 転職回数
    • 2回まで(多くの会社で問題なし)
    • 3回以上(一部の会社で選考に通りにくくなる)
  • 転職回数に対する年齢
    • 20代で2回まで(多くの会社で問題なし)
    • 30代で4回まで(一部の会社で選考に通りにくくなる)
    • それ以上(多くの会社でネガティブに取られる)

もちろん、すべての企業でこうなるわけではありません。

一部のベンチャーやIT系の業界、外資系の会社、エンジニアなどの職種ではあまり気にされません。

ただ、選択肢がどんどん減っていることは認識しておきましょう。

2.短期転職はさらにネガティブ

短期転職は転職の中でもさらにネガティブになる可能性があります。

これは自分の体験談ですが、3ヶ月で退職した後の転職では書類選考で落とされる会社が増えました。

そのときは転職エージェントにサポートしてもらいましたが、前職での短期離職はかなりネガティブに見られるというフィードバックをもらいました。

いわゆる昔ながらの日系の大企業やIT系でも大手になると、容赦なく落とされました。

書類を通過した後の面接でも同じことは聞かれるので、その対策も必要になります。

まず、このリスクは認識しておきましょう。

3.残り続けるリスクもある

一方で、残り続けるリスクがないわけでもありません。

1つは、本当に転職先の会社があなたと合わない場合です。

採用で面接官として対応していると、離職期間が長い人を見ることがあります。

その理由を聞くと一定数の人が鬱などの精神的な病気と説明します。

そのように、後々まで引きずる事態になりかねない場合には、短期の離職を検討した方がいいでしょう。

もう1つは、転職回数が増えるのと同じように、あなたの年齢が上がっていくこともネガティブになりかねないことです。

ずるずるとスキルのつかない職場で働き続けることもリスクとなりえます。

4.隠すとばれます

前職に関しては社会保険・雇用保険・年金などの情報からばれます。

経歴が非常に多い場合に一部の内容を省略したり、まとめたりする人もいるかもしれませんが、前職に関しては素直に書きましょう。

それによって落ちる会社が一定数あることは仕方がありません。ちゃんと理由を説明できるようにしましょう。

5.出戻りという選択肢もある

前の職場への出戻りという選択肢もあります。

あまり格好良く思われないかもしれませんが、円満に退職していて、前職がそうした行動に偏見がない場合には選択肢の1つになりえます。

数は多くありませんが、今までにもそういった人はいましたし、あなたの状況次第では、考えたほうがいいことを覚えておきましょう。

失敗したと思ったときの考え方

選択肢は大きく3つ

  • 転職したい理由
  • あなたの置かれた体力精神的な状況
  • キャリアの状況

の3つを考えてみてください。

このそれぞれの状況に応じて、以下の3つの選択肢があります。

  1. 話し合う
  2. 逃げる
  3. 転職活動

それぞれ簡単に見ていきます。

1.話し合う

あなたが転職したい理由が一時的なものや変えられるものの場合には、安易に転職しないほうがいいです。

社内で上司と合わない、たまたま自分のいる部署が良くないといったケースは、変えられる可能性が十分にあります。

交渉しすぎるのはよくありませんが、上司と合わない・仕事が楽しくないというものは上司や部署変更の余地があるかもしれません。

人事や担当部署の部長などに相談してみましょう。

大企業なら相手も短期離職を避けたいので、代替案が出ることがあります。

2.逃げる

あなたが肉体的、精神的にダメージを受けそうという場合には、逃げたほうがいいケースもあります。

一番のリスクは体力や精神状態によって後々まで影響を受ける事態になることです

ここでは、逃げると書きましたが、大企業であれば仕事のペースを落としたり、休職したりする選択肢があります。

中小企業でも有給や休暇を何日かもらったり、仕事量を調整できたりするかもしれません。無理なら退職するのも1つです。

ギリギリまで頑張って、体や心を壊してしまうと離職期間が長くなってしまったりとかえって後々まで響くことになりかねません。

3.転職活動をする

変えるのが難しいという場合には転職活動をするしかないでしょう。

基本的には、在職中に転職活動をした方がいいです。

日本では、既存の社員を離職させるのは非常に難しく、あなたの立場はよほどのことをしない限りは保障されています。

ただでさえ、短期で離職をするというややリスクのある行動をしようとしているわけです。そのほかの部分でリスクを取る必要はありません。

なお、キャリアの状況にさほど問題もなく、転職活動に自信がある方やもう耐えきれないという方という方は退職して転職活動をしても大丈夫です。

さらに知っておきたいこと

転職のプロにも相談しよう

転職サイトや転職エージェントなどのサービスはたくさんあります。

自力で進めることは十分に可能ですが、転職のリスクを少しでも減らすため、転職エージェントに相談することをおすすめしています。

僕自身も、自力で探した会社での仕事が入社前の話とはまったく違ったので3ヶ月で退職したことがあります。

短期の離職は不利になりがちで、書類で落とされることも増えました。

次は絶対に失敗したくなかったので、転職エージェントにもサポートしてもらい、転職しました。

大手のエージェントであれば、問題の多い会社はある程度、避けられます。

また、あなたのキャリアについて客観的にアドバイスをもらったり、書類や面接に関するアドバイスも受けられます。

一回一回が重要な転職なので、プロにも相談してアドバイスをもらうようにしましょう。

たった1時間程度の面談で、転職の仕方が変わります。

ほかにも転職や転職エージェントに関するコンテンツがあります。こちらもあわせてどうぞ。

失敗してしまったときには焦っているので、さらなる失敗が不安になるかもしれません。

冷第三者のアドバイスも受けつつ、進めましょう。

他にもキャリアに関するコンテンツがあります。こちらもあわせてどうぞ。

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